2025年12月16日

12代にわたって繁栄した名家がある。彼らがお金を増やし続けた意外すぎる方法

「長者三代なし」
お金持ちの家が3代以上続くのは難しいという意味のこの言葉は、世界の歴史を見ても明らか
ルネサンス期を華々しく彩ったイタリアのメディチ家ですら、200年ほどの繁栄でその富を失っていったのである
しかし、世界にはごくわずかながら長い繁栄を誇った名家が存在する
300年もの長きにわたり富と名誉を守り続けた韓国の一族、慶州チェ氏
彼らは12代にわたって「1万石(現代の価値に換算すれば数十億円相当)の収入」を維持し、代々エリート官僚を輩出してきた家系だ


なぜ彼らは、乱世や政治的争い、経済危機といったあらゆる困難を乗り越え、富を途切れさせることがなかったのか? 
その秘密は、彼らの「6つの家訓」にあった
一見すると、お金とは無関係に見えるこの原則こそ、究極の「共存共栄のしくみ」
現代の投資家や資産家にも共通する「リスク回避」と「情報戦略」のエッセンスが詰まっているのだ
現役投資アナリストとして富裕層と接してきた執筆者が、その著書『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話』の中で、名家に学ぶ「リスク」「守り」「集中投資」「情報」の4つの視点を解説する

■慶州チェ氏一族「6つの原則」

「長者三代なし」
お金持ちの家が3代以上続くのは難しいという意味の言葉だ
実際に世界史上で3代以上続いた裕福な一族はとても少ない
世界的に有名なイタリアのメディチ家も、200年ほどしか続かなかった

ところが、韓国の慶州チェ氏一族は、9代にわたって進士(難関を突破したエリート官僚)を輩出し、12代にわたって、1万石の収入を維持した 彼らはどのようにして300年も富を守ることができたのだろうか? 

チェ氏一族には、先祖代々家訓のように受け継がれる、6つの原則があったのだという

その1 進士以上の官職につかないこと
その2 1万石以上の財産をつくらないこと
その3 過客を丁重にもてなすこと
その4 凶作の年は他人の畑を買わないこと
その5 嫁いできた女性には、3年間木綿の服を着せること
その6 周辺の100里以内で飢え死ぬ人を出さないこと

■一見、不思議なルールにも合理的な理由が

なぜ凶作の年に他人の畑を買ってはいけないのだろうか?

調べてみたところ、凶作で飢え死にするほどの危機に襲われると、人々は苦肉の策として畑を売ってお米を買っていたのだけれど、当時、お米は貴重だったため、畑を二束三文で売る人が多かったという

お米を十分に蓄えている上流階級の人々にとって、凶作の年は畑を破格の値段で買い、財産を増やす絶好の機会だったのだ
ところが、チェ氏一族はそれを禁じた
畑を売りに出し、心に深い傷を負った人々のうらみを買えば、一族にとって決して得にならないと判断したのだ

それどころか、チェ氏一族は凶作になると、周辺の100里以内で飢え死にする人が出ないように、困っている人々に穀物を分け与えたという

100里は、kmで換算すると、約400kmという広大な範囲を指す
このように、自分たちだけでなく、まわりの人まで食べ物に困らずに暮らせなければ、長いあいだ一族を保つことはできないと考えたのだ

チェ氏一族が300年にわたって一族を守れたのは、自分たちだけが共存共栄の哲学を誰よりもうまく実践したからだろう

わたし自身がアナリストとしてお金持ちと接するなかで感じてきたことと、彼らの原則は、次のような共通点がある

■お金持ちに共通する「4つの視点」

1つ目、お金持ちは、リスクを文字どおりリスク(危険)ととらえる

投資の本のなかには、「リスクとリターン(収益)は表裏一体だ」というものがある
お金を稼ぐためには、ある程度のリスクを負わなければならないと
期待される収益が高いと、それだけリスクも高く、期待される収益が低いとリスクも低いというのだ
ところが、わたしが知っているお金持ちたちは、リスクとリターンの確率が同じくらいのときは、決して投資をしない
彼らは、じっとチャンスを待ち、リスクがほとんどなく、リターンが圧倒的に大きい商品にだけ投資をする

チェ氏一族が子孫に進士以上の官職につくのを禁じた理由もこれと似ている

高い地位につけばつくほど政治的な争いに巻き込まれる確率が高くなる
だから、一族が滅びてしまうことを大きなリスクだと考えたのだ

2つ目、お金持ちは、稼ぐよりも守るほうがより大事だと考える

すでにたくさんのお金を持っているのだから、稼ぐよりも資産を守るのは当然だと思うかもしれないけれど、それは誤解だ
もし、資産の価値が10%下がると、元の価値に戻すには、11%引き上げなければならない
そして、価値が50%下がると、元の価値に戻すにはその2倍(100%)引き上げなければならない

つまり、お金を失うのは一瞬だけれど、それを元に戻すのには相当な努力が必要だということをお金持ちは本能的に知っている
だから、守りをより重視するのだ

■旅人を手厚くもてなした「目からウロコの理由」

3つ目、お金持ちは、分散投資をしない

投資の世界でもっとも有名な格言の1つに「卵を1つのカゴに盛るな」というのがある
(中略)ところが、わたしが出会ったお金持ちは、意外にも分散投資をしていなかった
人間が理解できる情報にはかぎりがあるため、その範囲が広がると、理解が雑になり、失敗が増えやすい
だから、お金持ちは自分がよく知っている分野に集中して投資をし、よく知らない分野へは絶対に投資をしないの

4つ目、お金持ちは、なんでもないときにまわりの人によくご飯をおごる

彼らは本能的に、お金になる情報は人から人に伝えられるということを知っている
だから、まわりの人を大切にし、誰かから頼まれれば、できるだけ応えようとする

チェ氏一族の家訓も同じだ
昔は、旅人がその道中で、まったく面識がなくても、その土地の裕福な家の離れに、何日か寝泊まりさせてもらうことがよくあった
チェ氏一族は、そうして訪れた過客を丁重にもてなすことで有名だった

その時代の旅人は全国各地の情報をリアルタイムで伝達するメッセンジャーの役割を担っていたからだ
おかげで、一族はみずから全国を回らなくても、世の中の変化をいち早く知ることができた

(この記事は東洋経済オンラインの記事で作りました)

「長者三代なし」
お金持ちの家が3代以上続くのは難しいという意味のこの言葉は、世界の歴史を見ても明らか
ルネサンス期を華々しく彩ったイタリアのメディチ家ですら、200年ほどの繁栄でその富を失っていったのである
しかし、世界にはごくわずかながら長い繁栄を誇った名家が存在する
300年もの長きにわたり富と名誉を守り続けた韓国の一族、慶州チェ氏
彼らは12代にわたって「1万石(現代の価値に換算すれば数十億円相当)の収入」を維持し、代々エリート官僚を輩出してきた家系だ


なぜ彼らは、乱世や政治的争い、経済危機といったあらゆる困難を乗り越え、富を途切れさせることがなかったのか? 
その秘密は、彼らの「6つの家訓」にあった
一見すると、お金とは無関係に見えるこの原則こそ、究極の「共存共栄のしくみ」
現代の投資家や資産家にも共通する「リスク回避」と「情報戦略」のエッセンスが詰まっているのだ
現役投資アナリストとして富裕層と接してきた執筆者が、その著書『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話』の中で、名家に学ぶ「リスク」「守り」「集中投資」「情報」の4つの視点を解説する


彼らは利益を独り占めしようとしない

共存共栄、人に恨みを買わないようにした

これらの考えは「世界3大商人」の「華僑」や商売上手な中国人にも通じると私は思った



投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話: 好きなことで生きて、一生困らず自由でいるために 単行本

「お金がなくても、幸せになれる」という言葉を、信じないでほしい
投資のプロとして何千人ものお金持ちを見てきた母によるテクニック以前の「お金の基本」
posted by june at 03:55| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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