地球上で起きていること、どれだけ知っている?
この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」
そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません
※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました
「晴れ」と「曇り」の境界線は雲の量
天気予報では「晴れ」といっていたのに、今日は雲が多いなあと思ったことはないだろうか
そんなとき、天気予報が外れたように感じる人は多いかもしれないが、そもそも「晴れ」と「曇り」の区別はどのようにつけているのだろう
これは、天気予報が外れたわけではない。気象庁では「雲量」で天気を判別しているのだ
雲量とは「空全体を雲が占める割合」のことで、目で見る目視によって空全体を10とし、どのくらいの割合が雲で覆われているかを「0~10」の11段階で示すものである
空のどこかに雲が固まっていても、全体に散らばっていても、割合には変わりなく、雲量が0~1なら「快晴」、2~8なら「晴れ」、9~10なら「曇り」となる。
つまり、「快晴」というと「雲一つない」イメージがあるが、空の1割程度なら雲が出ていても「快晴」なのだ。
「晴れ」の幅は広く、雲量が8もあったら「曇り」なのではとも思うが、実際には8割程度の雲量だったら「晴れ」と感じる人が多いのだという
また、太陽が出ているかどうかによってもかなり印象が違う
どんよりと厚い雲が広がって太陽を覆っていると「曇り」のように感じるが、雲量が2~8なら、それも「晴れ」なのだ
あまり知られていないが、「曇り」にも、「曇り」と「薄曇り」の区分があり、これは、空を下層・中層・上層の3段階に分け、どの層に雲が多いかによって判断している
「曇り」は「雲量が9以上で、中・下層の雲が上層の雲より多い場合」
「薄曇り」は「上層の雲が中・下層よりも多い場合」で、薄い雲を通して影ができることが多く、予報では「晴れ」として扱われるという
(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)
天気の印象は人によって違います
でも「晴れ」と「曇り」の境界線の基準があります
空全体の雲の割合で、空全体を10とし、0~10の11段階の雲の割合で判断します
0~1(快晴)「晴れ」
2~8(晴れ)「晴れ」
9~10「曇り」
晴れの割合が多い印象です
人類なら知っておきたい 地球の雑学 (中経の文庫) 文庫
地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
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2024年12月05日
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