中国悠久の歴史を支えたふたつの大河
「世界四大文明」は、いずれも大河のほとりで生まれました
中国の黄河文明もそのひとつです
ここでは中国を例に挙げて大河と文明の関係を解説します
日本や中国では四大文明と表現されますが、国際的には「文明のゆりかご」ともいわれ、そこでは四大文明のほかにもさまざまな文明発祥の地が挙げられています
そして、そのなかに中国の長江(揚子江)から起こった長江文明が含まれているのです
現在、長江文明は黄河文明より先に生じたとする研究もありますが、いずれにしても中国を代表するふたつの大河が文明のゆりかごとなったのは確かでしょう
中国は、東部に広い平野を持っています
風や雨の浸食を受けたなだらかな大地に沿って、大河が下流へと土砂を押し流してできたものです
平野は農業に適した地形なので、ここに人々が定住し、国を形成していきました
広大な平野は、都市を築き、これを拡大していくのにも適していたわけです
7世紀には、ふたつの大河を結ぶ運河もできました
龍にたとえられることもある黄河と長江、そして各地に延びる多数の運河により発達した水運は、昔も今も人々の移動と物流を支える重要なインフラなのです
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 地理と経済の話』
(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)
大河の近くで文明が誕生・発展する理由は、物流、移動に適しているからだと思います
例えば日本の首都・東京には利根川があり(、さらに荒川も流れてい)ます
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地理は政治だけでなく経済にも関わってきます
地理から経済が見えてきます
2024年11月03日
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