2024年08月19日

1万人を教えて分かった「子どもが読書にハマる仕掛け」とは?

カリスマ予備校講師の林修先生に“クイズ王”の伊沢拓司さん、あるいはノーベル賞を受賞したエラい人たちなど、勉強ができる人の多くは「読書の大切さ」を口にする
わが子も自発的に本を読んでくれればいいのだが、実際には動画とゲーム三昧
このままでは夏休みの読書感想文も苦労しそう・・・

そんな親の悩みを解決に導く1冊が話題だ
東京大学在学中に起業し、読書の楽しみをオンラインで伝える子供向けの習い事「ヨンデミー」代表の笹沼颯太さんの著書『東大発!  1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)では、普段は動画ばかり見ている子どもでも読書好きになれる方法が40以上も明かされている

読書を習慣づけるにはどうしたらいいのか、また「読み聞かせ」は子どもが何歳になるまで行うべきなのかという、多くの親が抱く疑問についても丁寧に解説している

累計会員1万人を超えるヨンデミーだからこそわかった、子どもが読書にハマる仕掛けを同書から2つみていこう(以下、引用はすべて『ハマるおうち読書』より)

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読書の習慣付けにはタイミングが重要! 「~の後に読書する」と決める

たとえ小さなステップであっても、新たなアクションを習慣に組み込むのは難しいものです

そこでおすすめしたいのが、すでに定着している習慣を起点にして、「~の後に読書する」と決めること

このときポイントとなるのは、後ろに付け加えるということ

たとえば「夕食の後に本の話をする」「歯磨きの後に本を読む」というように、すでに定着している習慣とセットにして、後ろに付け加えるようにしてください

習慣を起点にしない場合は「20時から10分間は本を読む」と決めてリマインダーアプリを設定し、アプリからお知らせがきた後に読むというのもいいでしょう

そうすることで、「空いた時間ができたら読む」といった曖昧な設定をしたり、「寝る前に読む」というように、すでにある習慣の前にプラスしたりするよりも実践しやすくなるはずです

できることなら、こうした小さな読書習慣を、普段の生活の中にできるだけたくさん取り入れてみてください

食事の後や歯磨きの後、入浴の後など、あらゆる習慣の後に読書タイムを付け加えていくといいでしょう

「読み聞かせ」は何歳になってもOK! 「考え聞かせ」もおすすめ

文字を読めるようになったら読み聞かせをやめたほうがいいと考える人もいるようです

しかし読み聞かせは、何歳まででも続けて問題ありません。読み聞かせは読書体験を広げる手段のひとつだからです。

子どもが「読み聞かせをしてほしい」というとき、それは「大人と一緒に過ごしたい」という気持ちのあらわれである可能性があります

ひとりで読むことにさみしさを感じている子どもでも、大人が読み聞かせをすれば温もりを感じながら楽しむことができます

また、その本を通して感じたことを話し合い、共有する喜びも堪能することができます

そうした体験は読み聞かせを卒業した後も、子どもの読書習慣を精神的に支えてくれるはずです

もちろん、読み聞かせをするばかりではなく、ひとりでも本を読む力を身につけることは必要です

しかし、たとえ自分では読んでいなくても、本から刺激を受けたりその楽しさに触れたりする機会を増やすのは、読書の習慣化においても、そして子どもの成長にとっても望ましいこと

そうした機会によって子どもは、読書を好きになっていくのです

また、考え聞かせも、読書体験を広げる手段になります

「考え聞かせ」では、大人が読み聞かせをしながら実況中継のように、「どんなところに注目しながら読んでいるのか」を伝えます

伝えるのは、そのとき素直に感じたことだけでOK

大人ならではの深い考えや、正しい解釈を伝えられなくても問題ありません
「この絵には~が描いてあるね」といったシンプルな感想だけでも十分です

本の実況中継をするように、見たこと・感じたことを言葉にしてみてください

もしも間違えたことを言ってしまっても「そうじゃないよ!  ~って書いてあるよ!」などとツッコミを入れ合って楽しめば盛り上がります

子どもにとってはそうしたやりとりが、自分の予想やイメージと異なる部分を意識しながら丁寧に読む練習にもなります

考え聞かせは、読書の先輩である大人がどのように本を読み、考えたり感じたりしているのかに触れる絶好の機会です

そうした積み重ねによって子どもは、読むというプロセスの楽しみ方を知り、深く考えながら読めるようになっていくはずです

笹沼颯太(ささぬま・そうた)
1999年千葉県生まれ
株式会社Yondemy代表取締役
筑波大学附属駒場中学・高校時代に英語の多読塾で指導を受ける。
2023年、東京大学経済学部経営学科を卒業
同大在学中の2020年に中高時代のスキルを活かして友人3人と読書教育サービス「ヨンデミー」を設立
起業や会社の経営、営業、運営のすべてを「本から学びました」と語る

(この記事は、ブックバンの記事で作りました)

私は大の読書家ではありません

でもよく読書はしていました
(それなりに読書はしていました)

そんな私が読書で感じるのは、読書は大事だということです

読書は新しい知識や考え、さまざまな「疑似体験」が出来ます

「実体験」ももちろん大事ですが、疑似体験も大事です

これが読書では出来、今後の糧となります




東大発!1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書 単行本(ソフトカバー)

読書をしない子が読書にハマるハマり方を解説
ほんは知識の宝庫で希少な「疑似体験」も出来ます
posted by june at 03:41| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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