2024年04月24日

「作」と「著」の違いって何? ネットで話題・・・岩波文庫がズバリ回答

『「作」と「著」の違いってなんだろ?』――
4月4日、あるネットユーザーが、夏目漱石「作」と「著」の違いに気付き、SNSに投稿した
この投稿は瞬く間に拡散され、大議論に
この疑問に、「岩波文庫」編集部がズバリ回答した

投稿には、岩波文庫の夏目漱石の作品がずらりと並べられた写真が添えられた
よく見ると、「作」と「著」が使い分けられており、ユーザーはこのことに初めて気が付いた様子だった

この投稿には「ほんとだ!全然気付かなかった」「作と著の違い、この方のポスト見るまで考えたことなかったけどリプを読んでったらめちゃくちゃ楽しかった」「創作か否か、かなあ」「サクっと書けたものとチョチョッと書」「使い分けていることに気づいていなかった」と驚く声が続々

また、「硝子戸の中が夏目漱石の覚書的な文章だから、随筆等が著なんだろうなあと思った」「小説など創作の本は作、随筆などの創作ではないエッセイ集などは著。岩波は明確に分けてたはず」などと分析する声などが寄せられ、8.5万いいねの大反響となった

この疑問に、岩波文庫編集部が回答
「岩波文庫での『著』と『作』の違いですが、小説や詩などの(文学的)創作の作者には『作』を、それ以外の著作物の著者には『著』を用いております」と説明した

 まさかの岩波文庫の公式回答に、「これは知りませんでした!勉強になりました!」「まさかの!岩波文庫様より公式回答頂きました!」「文学的な創作物とそれ以外の著作物で異なるルールがあるのですね。興味深い」「ほー、成る程。文学作品、詩集は作。随筆・エッセイ等は著になると。いやいや大変勉強になりました」「まさかの本当に岩波さんからお返事が頂けるとは!」「気になってたので大変勉強になりました!」「もしかしたら多くの人がぼんやり感じていたり疑問に思っていたりしたかもしれないことに、さすがに明快なお答えをいただきました。ありがとうございます」「想像を作ったか、事実を著したかの違いですね」と驚きや感謝の声が続々と寄せられた

(この記事は、スポニチアネックスの記事で作りました)

私も本記事を読むまでは気にしませんでした

岩波文庫さんからの公式回答

勉強になりました

岩波文庫の岩波書店はあの「広辞苑」も出しており、個人的には信頼の出版社です


老子 (岩波文庫 青 205-1) 文庫

荘子 第一冊 内篇 (岩波文庫 青 206-1) 文庫

無為自然をうたった老荘思想は私の好きな中国思想です
岩波文庫の「老子」と「荘子」は訳と解釈が原文に沿っていると思います
上から「老子」と下が「荘子」全4冊の第1冊・内篇
posted by june at 03:44| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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