2024年02月24日

デス・スターのような土星衛星「ミマス」の地下に海が存在!?地球外生命体の可能性を探る

2月8日、英科学誌のネイチャーで衝撃的な研究結果が発表されました
なんと、土星の衛星「ミマス」の地下に海が広がっていることが判明したとのことです
本記事では、ミマスの特徴や生命の存在可能性を紹介します


■デス・スターの土星の衛星「ミマス」ってどんな天体?

土星の衛星「ミマス」は直径約400kmの天体です
ミマスは土星から半径18.6万kmの円軌道を約22時間40分という高速で周回しており、主要な衛星の中で最も土星に近い衛星です
そのため、土星から受ける潮汐力が強く、完全な球形ではなく楕円体に形が歪んでいます
ちなみに、ギリシア神話の巨人族の一人「ミマース」から命名されました

ミマスには直径130kmにも及ぶ巨大な「ハーシェルクレーター」が存在しており、なんと直径の3分の1にも及ぶ大きさです
このサイズを地球に置き換えるとオーストラリアに匹敵するほどのサイズになるとのことです
この外観がスターウォーズに出てくる「デス・スター」に酷似していることから、度々メディアでも取り上げられるほどです

■厚い氷の下に海が存在!?

今までの観測では、ミマスの公転軌道や自転には特殊な動きである「秤動」が確認されており、地下に存在する海が潮汐力によりかき混ぜられている可能性が指摘されていました
しかし、木星衛星「エウロパ」のように表面に氷の割れ目などが確認できないことから、ミマスの秤動はハーシェルクレーターによる質量の非対称性が挙げられいました
そして、ミマスを構成する物質も氷と少量の岩石だけと考えられていました

しかし、2004年~2017年にかけてNASAの土星探査機「カッシーニ」の調査によると、2500~200万年前に地下に海が形成されたと推定されたとのことです
しかし、その海は厚い氷におおわれており、最も浅いところでも20km以上地下に分布しているとのことです
ロボットが海中まで探査をしに行くのは少々骨が折れそうですね

■地球外生命体が存在する可能性は!?

まず、地球の海に満ち引きが発生しているのは月による潮汐力が影響しています
この潮汐力により生命に必要な材料がかき混ぜられて、生命が誕生したという説があるのです
そして、ミマスにも同様に土星からの潮汐力が強力に働くため、生命が誕生する可能性も十分にあります

しかし、ミマスの海は厚い氷の下に存在していますが、太陽の光が届かなくても生命は生きられるのでしょうか
実は太陽がなくても生きていくことはできるんです
例えば、地球の海底の熱水噴出孔には地熱エネルギーがあふれていて、それを食料とするエビやカニ、チューブワームなどの生物が確認されています

ということはもしかすると、ミマスの海底にも色んな生き物が生息しているかもしれませんね
もし生物がいるなら、一体どんな形をしているのか、知能はあるのかなど、是非一目見てみたいですね

(この記事は、スペースチャンネルの記事で作りました)

土星の衛星「ミマス」の地下に海があるかもしれません

海があるということは、地球外生命体の存在の可能性もあるかも・・・

私はその存在の可能性は低いのではと考えます

それは地球からの距離が遠く、太陽の恩恵が少ないからです

確かに地球には太陽の光が届かない場所で生きている生物はいます

しかし地球には太陽光が届いており、生命の起源では太陽の恩恵を受けています

太陽の恩恵を受けていたからこそ、生命が誕生し、その中で太陽の恩恵がなくても生きられる生物が生まれました

土星などの太陽の恩恵を受けていない前提では生命は生まれにくいのではと私は思います

とはいえ、地球外生命体の存在の可能性はゼロではなく、土星の衛星「ミマス」に地球外生命体が存在したら!?と考えた方がワクワクします

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地球外生命体は存在するのか!?
最近は太陽系内外で水(あるいは海)・アミノ酸など生命につながる存在の可能性が出ている
最新の宇宙探査・観測などから生命の起源と未来を探る

私は生命には太陽も関係していると考えます
「太陽の恩恵」は大きいと考えます
太陽系でも地球外生命体の存在の可能性はありますが、可能性としては太陽系外で「恒星(太陽系の太陽にあたる)の恩恵」を受け、水(あるいは海)、アミノ酸などのある星が可能性がより高いと考えます
posted by june at 04:09| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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