2023年09月30日

【ラグビーW杯】日本がサモアに競り勝つ

◆ラグビーW杯フランス大会 1次リーグD組 日本28―22サモア(28日・トゥールーズ)

世界ランク13位の日本代表は同12位のサモア代表に勝利を収めた
7月の前哨戦では22―24と敗れた相手に、フランカーのピーター・ラブスカフニ選手(東京ベイ)やリーチ・マイケル選手(BL東京)らFW陣の活躍で2勝1敗とし、10月8日のアルゼンチン戦で、自力での決勝トーナメント進出の可能性を残した

ライバルに真っ向勝負で勝ちきった
日本は前半13分、FBレメキ・ロマノラヴァ選手(東葛)の突進からチャンスを作り、ラブスカフニ選手が相手2人のタックルを受けながら、ゴール左へトライ
前半32分にもレメキ選手の突進から一気にゴール前に進み、最後は左で待っていたフランカー、リーチ選手が初戦のチリ戦(42〇12)に続くトライで相手を突き放した

順調な試合展開に見えたが、37分にフッカー堀江翔太選手(埼玉)が相手の頭にぶつかってしまい10分間の一時退場となったことでピンチを迎え、トライを許したが17―8で折り返した

後半も1人少ない状態で、序盤は押し込まれる場面もあったがNO8姫野和樹選手(トヨタ)が代名詞でもあるジャッカルに成功
流れを引き戻すと、相手1人がラフプレーで退場となった後半9分にラインアウトモールから姫野選手がトライ
入れ替わった直後の選手が押し込んで苦しんでいた相手FW陣を崩すことに成功した

その後は、後半25分と同38分にはサモアにトライを許し、点差を詰められたが逃げ切った
ラストワンプレーはハーフウェー付近でのサモアボールのラインアウトがミスになり日本ボールに
トライを奪えれば勝ち点のボーナス1が追加できる状況だったが、無理せず途中出場のSO李承信選手(神戸)がタッチに蹴り出してノーサイド
勝利を祝うように長渕剛さんの「乾杯」がスタジアムに響いた

サモアとはW杯で3大会連続の対戦
過去は5勝12敗と大きく負け越しているが、W杯では15年(26―5)、19年(38―19)と続けて快勝していた
チームの主軸でもあるSH流大選手が試合直前にけがのため、メンバーを外れるアクシデントの中、不安もあったが、ニュージーランド代表だった選手もいる相手に、大舞台で「Our Team」の力を見せつけた
日本は次戦、アルゼンチンと対戦
相手は30日にチリとの一戦を控えているが、2勝で並んだ状態であれば、D組2位をかけた大一番となる

リーチ・マイケル選手「(トライは)ボール置くだけだった。チームとして大きかった。80分通してよかった。勝って自信ついたので次の試合の試合負けられない。しっかり準備する」

(この記事は、スポーツ報知の記事で作りました)

ラグビーはあまり番狂わせのないスポーツといわれる

世界ランクの拮抗したサモアには勝ち切りたかった・・・

次の日本の相手はアルゼンチンで、次も負けられない


Sports Graphic Number 2023年 9/21 号 (1080号)[雑誌]ラグビーW杯

ラグビーワールドカップカップ2023フランス大会を前に日本の命題を取り上げたナンバー
posted by june at 03:55| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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