◆米大リーグ エンゼルス―パイレーツ(23日・アナハイム=エンゼル・スタジアム)
エンゼルス・大谷翔平投手(29)が23日(日本時間24日)、チーム100試合目となる本拠地・パイレーツ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、1点を追う初回1死走者なしの1打席目に弾丸ライナーで17日(同18日)の本拠地・ヤンキース戦以来、5試合ぶりの本塁打となる36号ソロを放った
打球角度19度は、4月18日の敵地・ヤンキース戦での4号に並んで今季最も低い弾道だった
弾丸ライナーでスタンドに運んだ
1点を追う初回の1打席目
フルカウントから今季すでに9勝を挙げている先発右腕・ケラー投手の92・7マイル(約149・2キロ)を力いっぱいにはじき返した
打球角度19度という鋭い当たりは、打球速度112・9マイル(約181・7キロ)で、中堅のフェンスを越えていった
飛距離は410フィート(約125メートル)、4試合、15打席ぶりの安打が、貴重な同点弾となった
15、16日(同16、17日)の本拠地・アストロズ戦、17日(同18日)の本拠地・ヤンキース戦では、今季初で2年ぶりとなる3試合連続本塁打
18日(同19日)は日本人史上初の4試合連続本塁打こそ逃したが、右翼線へ打球速度110・5マイル(約177・8キロ)の強烈な打球で適時三塁打を放ち、19、21日(同20、22日)は9打席で7四球と徹底的に勝負を避けられた
前日22日(同23日)は今季ワーストタイの3三振を喫するなど4打数無安打で、ベンチではバットやヘルメットをたたきつけて悔しがるシーンもあった
6月は27戦15発を放って月間MVPを受賞
7月も16戦で6発目となった
21年は前半戦に33本塁打を放ちながら、オールスター明けの後半戦に13本塁打と失速
本塁打王も逃したが、今季は後半戦9戦4発
日本人初の本塁打王へも2位ロベルト(ホワイトソックス)の28本に8本差をつけて、1人旅だ
米東部時間8月1日午後6時(同2日午前7時)のトレード期限前の本拠地最終戦
オフにFAとなる大谷投手の動向に注目が集まり、周囲は騒がしくなっているが、チームの勝利へひたすらに打ち続けている
チーム100試合目での36本塁打は、162試合に換算すると58・3発ペース
自己最多46本(21年)へもあと10本と迫っているだけでなく、日本人選手がいまだ到達したことのない50本塁打、60本塁打も視野に入ってきている
60本塁打となれば、過去に6人(9度)しか達成してない大台となる
パイレーツ戦の本塁打は、メジャー6年目、6試合目の出場で初めて
これで23チーム目からの本塁打となった
残りは、エンゼルス以外ではレッズ、マーリンズ、フィリーズ、ジャイアンツ、カージナルス、ナショナルズの6球団となった
(この記事は、スポーツ報知の記事で作りました)
エンゼルス・大谷翔平投手が5試合ぶりの36号
最近、長打を警戒されては勝負を避けられたり当たりも止まっていたが、5試合ぶりの本塁打
日本人初の本塁打王も狙える
レッドソックスの吉田正尚外野手がメッツ戦で5打数無安打で打率.315
ア・リーグ首位打者から陥落
しかし今後も固め打ちで出来るし注目だ
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2023年07月25日
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