2023年07月22日

吉野ヶ里遺跡「石棺墓」3枚の蓋、もとは1枚の石だった・・・線刻施した後に分割

国指定特別史跡・吉野ヶ里遺跡(佐賀県神埼市、吉野ヶ里町)で見つかった弥生時代後期とみられる石棺墓について、佐賀県は6日、石蓋4枚のうち3枚がもとは1枚の石だったと発表した
「×」などの線刻を施した後に分割されたと考えられ、県文化財保護・活用室は「弥生時代の葬送儀礼や死生観を考える上で大きなヒントになる」と話している



県によると、石蓋は4枚あり、全長約2.3メートル、分厚い主な3枚(推定計約400キロ)を断面が合うよう並べると、石をまたいで施された線刻が計6か所あった
うち2枚は線刻のある面が墓の表側に、1枚は被葬者に向けて裏側に置かれていた

また石の材質については、佐賀大教育学部の角縁進教授(岩石学)の鑑定で、遺跡から約40キロ離れた県南西部の多良岳(同県太良町、長崎県諫早市)で採れるカンラン石玄武岩とみられることがわかった
県は有明海を介して海路で運ばれたと推定している

(この記事は、読売新聞オンラインの記事で作りました)

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posted by june at 12:46| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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