大きさは4m級しかも、2日連続です
13日、高知県室戸市にある「むろと廃校水族館」のTwitterアカウントに投稿された“幻の深海魚”「リュウグウノツカイ」・・・
小学校の旧校舎を改修した「むろと廃校水族館」には、日ごろから、漁の網にかかった生き物が持ち込まれ、展示されています
そうした魚たちは「転入生」と呼ばれていて、最初の連絡は、12日でした
■むろと廃校水族館 空田知久 学芸員
「『定置網にリュウグウノツカイがかかっている』と電話をいただいて、『サイズがどれくらいだろう』と思って漁港に行ってみてみると、船の横幅を占めるくらいの大きさで、漁師さんに手伝ってもらいながら水族館に搬入した」
大きさは3.7m
学芸員の空田さん(身長165cm)と並ぶとその大きさがよくわかります
ただ、これだけでは終わりませんでした
■むろと廃校水族館 空田知久 学芸員
「13日も、『またリュウグウノツカイがかかったぞ』と漁師さんから電話をいただいて、きょうもまた漁港に行くと、きのうよりさらに大きい4mを超えるリュウグウノツカイが船にいて・・・」
なんと“2日連続”でリュウグウノツカイが網にかかかったのです
大きさは12日を上回る4m5cm!
空田さんと女性スタッフが並んで寝てみても、敵わない大きさです(空田さん:165cm 女性スタッフ:134cm)
2日連続でやってきた珍しい“転入生”、水族館は大騒ぎだといいます。
■むろと廃校水族館 空田知久 学芸員
「1匹目の時点でだいぶ驚いたが、2日連続ということで『標本にしようか、どういう対応しようか』水族館でもいま大騒ぎしている。リュウグウノツカイが高知の室戸で2日獲れるというのは本当に珍しいので、エサがあったのか、好漁場だったのか、海水温の変化なのか、なかなか興味深い」
2匹とも、港に着いた時点ではすでに死んでしまっていたため、むろと廃校水族館では今後、胃の中身や寄生虫などの調査を行い、標本にするか、冷凍保存してイベントなどで展示するか、検討していきたいとしています
(この記事は、テレビ高知の記事で作りました)
深海魚は謎が多いものが多い
今回のリュウグウノツカイもそうだが、チョウチンアンコウや「生きた化石」といわれるシーラカンスなど興味深い種が多い
深海生物ではオオグソクムシも興味深いですね
深海の謎は宇宙の謎より多いともいわれることも・・・
深海や深海魚、深海生物は興味深いですね
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ミステリアスで興味深い深海の謎に迫る