3日の閣議で、松野官房長官が、「岸田首相は、国枝慎吾氏に対し、国民栄誉賞を贈り表彰することを決定した」と報告した
表彰式は3日17日に首相官邸で行われる
引退を表明した国枝さんはこれまで、パラリンピックで金メダル4個を含む6個のメダルを獲得し、四大大会では(シングルス・ダブルス合わせて)通算50勝(50回優勝)した
松野長官は授与について、「国枝慎吾氏は日々の努力と厳しい修練の積み重ねにより、長く車いすテニス界の第一人者として活躍され、テニス大会最高峰の四大大会で、史上最多の通算50勝、東京パラリンピックでの金メダルを含めた生涯ゴールデンスラムの達成など、前人未踏の快挙を成し遂げられ、パラスポーツの社会的認知度の拡大、スポーツの発展に極めて顕著な貢献をし広く国民に夢と感動を社会に明るい希望や勇気を与えた」と説明した
政府は2月に、授与を検討していると発表
その際、岸田首相は、「20年近くにわたって世界のトップで活躍し、スポーツ界に大きな業績を残した」と述べていた
(この記事は、FNNプライムオンラインの記事で作りました)
パラリンピックのアスリートでの国民栄誉賞受賞は初
国枝さんは世界のトップ(世界ランキング1位)のまま現役引退しました
国枝慎吾さんの主な実績・・・
・四大大会
(シングルス)28回優勝
全豪11・全仏8・ウインブルドン(全英)1・全米8
(ダブルス)22回優勝
全豪8・全仏8・全英4・全米2
・パラリンピック
(シングルス)
2008北京 金
2012ロンドン 金
2020東京 金(実施は2021年)
(ダブルス)
2004アテネ 金
2008北京 銅
2016リオ 銅
かつてロジャー・フェデラー選手が「日本には世界的テニスプレーヤーがなぜ出ないのか!?」の問いに「日本には国枝慎吾がいるじゃないか」と答えたといわれる日本の誇り・国枝慎吾選手
「弱さ」を「強さ」に変える ポジティブラーニング
トップアスリートたちのポジティブ思考の考え方
国枝慎吾選手の考え方も掲載されています