2023年03月07日

ボクシング年間表彰、井上尚弥選手が歴代最多6度目のMVP

ボクシングの2022年度年間表彰式が2月22日、都内で行われ、前世界バンタム4団体級統一王者・井上尚弥選手が5年連続6度目の最優秀選手賞(MVP)に輝いた

6度目の受賞は歴代単独最多となり、KO賞とともに2冠に

年間表彰式はコロナ禍により、3年ぶりに開催された

国内のプロボクシングを統括する日本ボクシングコミッション(JBC)、ジム会長らで構成される日本プロボクシング協会および東京運動記者クラブ・ボクシング分科会により、各賞が決定

この日は受賞した一部選手らが表彰され、一般の出席者が約300人集まった

井上尚選手は元世界フライ級王者・白井義男氏、元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏のレジェンドたちを超える史上最多6度目のMVPを手にした

昨年は6月に元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア氏(フィリピン)から、WBC世界バンタム級王座を2回TKOで奪取

12月にWBO同級王者ポール・バトラー選手(英国)を11回KOで倒し、アジア人初、世界9人目の主要4団体統一の快挙を成し遂げた

井上尚選手は壇上でスピーチ

スーツ姿で堂々と想いを語った

「この度は年間最優秀選手賞をいただきありがとうございます。昨年は3団体統一戦と4団体統一戦を行い、勝つことができました。これは日頃から大橋会長、大橋ジム、家族、関係者の皆様の協力、サポートがあってのことです。ありがとうございます。ここ数年、コロナ禍で無観客、人数制限があるの中での試合でしたが、かつての熱気を取り戻しつつあると思います。昨年の試合はリング上からファンの方々に本当に素晴らしい景色を見せていただきました。今年は階級を上げてかつてない挑戦だと思います。またファンの皆さんに熱い試合を見せられるように精進していきたいと思っておりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします」

ボクシング年間表彰の各賞受賞者は以下の通り・・・

【プロ男子の部】
▽最優秀選手賞
井上尚弥(大橋)

▽技能賞
寺地拳四朗(BMB)

▽殊勲賞
中谷潤人(M.T)

▽努力・敢闘賞
阿部麗也(KG大和)

▽KO賞
井上尚弥

▽新鋭賞
武居由樹(大橋)

▽年間最高試合賞(世界戦)
WBAスーパー&IBF世界ミドル級王座統一戦12回戦(4月9日・さいたまスーパーアリーナ)、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)―村田諒太(帝拳)※帝拳プロモーション

▽年間最高試合賞(世界戦以外)
WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ12回戦(11月1日・さいたまスーパーアリーナ)、吉野修一郎(三迫)―中谷正義(帝拳)※帝拳プロモーション

▽優秀選手賞
井岡一翔(志成)、井上尚弥、京口紘人(ワタナベ)、谷口将隆(ワタナベ)、寺地拳四朗、中谷潤

【プロ女子の部】
▽最優秀選手賞
晝田瑞希(三迫)

▽年間最高試合賞
WBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦10回戦(12月1日・後楽園ホール) 晝田瑞希―谷山佳菜子(ワタナベ)※DANGAN AOKI

【特別賞】
伊藤雅雪(元WBO世界スーパーフェザー級王者)
小澤瑶生(前WBO女子世界スーパーフライ級王者)
久保隼(元WBA世界スーパーバンタム級王者)
宮尾綾香(前IBF女世界子アトム級、元WBA世界アトム級、元ライト・ミニマム級王者)
故・矢尾板貞雄(元日本、東洋フライ級王者、評論家)

【アマの部】
▽男子最優秀選手賞
坂井優太

▽男子優秀選手賞
荒竹一真

▽男子最優秀コーチ賞
友野総一

▽女子最優秀選手賞
木下鈴花

▽女子優秀選手賞
入江聖奈

▽女子最優秀コーチ賞
伊田武志

(注)
敬称略

(この記事は、THE ANSWERの記事で作りました)


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posted by june at 04:51| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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