政府は4日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際などに発令する全国瞬時警報システム(Jアラート)の改善に取り組む方針を明らかにした
Jアラートをめぐっては、3日の北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けた情報発信に遅れが指摘されており、自民党などからも改善を求める声が上がっている
松野博一官房長官は4日の記者会見で、Jアラートに関し「送信時間を一層早めることなどについて、関係省庁が連携し、システム改修も含めた改善策を検討をしている」と説明した
政府は3日午前、北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本列島上空を超える可能性があるとして、同7時50分に1回目のJアラートを発令し、対象地域の住民に避難を呼びかけた。同8時には2回目のJアラートを発令し「7時48分ごろに通過したとみられる」と発信。実際に通過は確認されず、同8時40分ごろに防衛省が通過情報を訂正した。
結果的にJアラートの発令は空振りに終わったが、松野氏は「国民にミサイル落下の危険性を速やかに知らせるためで、通過の可能性があれば発令するものだ」と述べ、問題はなかったとの認識を示した
問題視されているのは情報発信のタイミングだ
当初の政府の分析では1回目のJアラート発令の2分前にはすでにミサイルは日本上空を通過していたことになる
4日に開かれた自民党の会合でも情報発信の迅速性に懸念が示された
会合では、政府担当者から情報発信が遅れた原因について、Jアラートの根拠となった飛行物体がレーダーから消失したため、情報分析に時間がかかり、発射情報の発信が通過したとされる時間の後になったとの説明があった
自民党の小野寺五典元防衛相は記者団に「ある程度不確実でも上空通過の前に公表すべきだ」と述べた
(この記事は、産経ニュースの記事で作りました)
Jアラートは、今後も(ミサイルの)落下に危険性の可能性があれば発令し、注意喚起するのはいいことだ
しかし、その精度と正確性(落下地点の)が求められる
そして迅速さ・スピードが大事だ
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2022年11月05日
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