2022年10月15日

32年ぶりの円安水準を再び更新、1ドル=148円台へ

ニューヨーク外国為替市場では円相場が1ドル=148円台半ばをつけました

1日で1円50銭以上、円安が進行していて、市場では政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっています

日本時間の15日午前0時半頃には円相場は一時、1ドル=148円50銭台に迫る場面がありました

1990年8月以来、32年ぶりの円安水準を連日更新しています

アメリカのミシガン大学が発表した10月の消費者態度指数で予想インフレ率が市場予想を上回り、中央銀行に当たるFRBがインフレを抑えるために急激な利上げを続けるとの見方が広がりました

一方で、日銀の黒田総裁は金利を引き上げる必要はないと明言していて、日米の金利差が拡大するとの見方から円を売ってドルを買う動きが広がりました

14日から15日にかけて一時、1円50銭以上円安が進行しています

鈴木財務大臣は14日、「過度な変動に対しては適切に対応したい」と述べ、今後の為替介入の可能性に言及していて、市場では1ドル=150円台をつける前に、政府・日銀が再び為替介入に踏み切るのではないかとの見方が出ています

(この記事は、TBSニュースデグの記事で作りました)


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posted by june at 12:54| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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