終値は前日比853円34銭高の2万7090円75銭だった
上げ幅は3月17日(890円88銭)以来7カ月ぶりの大きさ
7日以来、1週間ぶりに終値で2万7000円台を回復した
前日の米国株式相場が急伸した流れを受けて短期筋の買い戻しなどが膨らみ、朝方から全面高の展開となった
アジア株の大幅な上昇も投資家心理を一段と上向かせ、上げ幅は900円を超える場面があった
13日に発表された9月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回り、高水準のインフレが続いていることを示す内容となった
ただ、同日のダウ平均株価は安く始まったものの大幅高に転じて終えた
東京市場でも、CTA(商品投資顧問)など海外の短期筋が先物の買い戻しを急ピッチで進めた
日経平均は米CPIを警戒して13日までの4営業日で1000円超下げており、イベント通過のあく抜け感から売り方の買い戻しが入りやすかったとの指摘もあった
値がさ株のファストリは前日発表の決算を受けて急伸し、1銘柄で日経平均を220円程度押し上げた
外国為替市場で円相場が1ドル=147円台まで下落し、輸出企業の採算が一段と向上するとの見方から輸出関連株にも買いが目立った
東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反発し、終値は前日比43・58ポイント高の1898.19だった
東証プライムの値上がり銘柄数は1751と、全体の95%を占めた
値下がりは61銘柄、変わらずは25銘柄だった
(この記事は、日経新聞の記事で作りました)
14日の日経平均株価は前日のダウ平均株価の大幅上昇の流れを引き継いだ
同じく、14日の東京外国為替市場の円相場も前日のニューヨーク外国為替市場の円安進展の流れを引き継いだ
今後の外国為替市場、株価の動きに注目
ちなみに14日のダウ平均株価の終値は前日比403ドル89セント安の2万9634ドル83セント
14日のニューヨーク外国為替市場の円相場は日本時間午前7時22分時点までで1ドル=148円台後半と円安が進んだ
東証再編 経営、投資の大変革
今年(2022年)4月の東証再編でどう変わるのか
経済や投資などへの影響・変化を検証する