2022年10月13日

再び円安進む、一時1ドル=146円台に

12日の東京外国為替市場で円相場が対ドルで急落し、一時1ドル=146円台を付け、1998年8月以来約24年ぶりの円安・ドル高水準を更新した

政府・日銀が9月22日に実施した円買い・ドル売りの為替介入直前の145円90銭を突破し、介入効果はほぼ半月で消えた

市場では政府・日銀の追加介入への警戒感も出ている

米労働省が7日に発表した雇用統計で失業率が改善したことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅な利上げを続けるとの見方が広がり、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが進んでいる

ウクライナ情勢の緊迫化に伴い、有事に強いとされる基軸通貨のドルを買う動きも広がっている

円安は輸出企業の収益を押し上げる一方、輸入コストの上昇を通じて家計の圧迫要因となる

円相場は2022年初めに1ドル=115円前後で推移していたが、FRBが利上げを始めた3月から30円ほど円安が進行しており、急激な円安で国内消費が冷え込む懸念も高まっている

政府は急激な円安進行に危機感を強めており、日銀とともに9月22日に1998年6月以来、約24年ぶりとなる円買い・ドル売り介入を実施

鈴木俊一財務相は直後の記者会見で「引き続き、為替動向を高い緊張感を持って注視し、過度な変動に対しては必要な対応を取りたい」と述べており、円相場の動向次第で追加介入に踏み切る可能性を示唆している

(この記事は、毎日新聞の記事で作りました)

また円安が進み、1ドル=146円台をつけた

政府・日銀が今後の円相場次第では円買い・ドル売りの追加介入もありそうだ


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posted by june at 10:28| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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