2022年09月30日

大リーグ、アーロン・ジャッジ外野手がシーズン61本塁打

28日(日本時間29日)に米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手がブルージェイズ戦の7回、今季61号の勝ち越し2ランを放った

60号の大台到達から8試合ぶりの1発で、1961年ロジャー・マリス氏(ヤンキース)のア・リーグのシーズン最多本塁打に並んだ

右打者ではリーグ最多を更新した

MLBのシーズン最多本塁打は、2001年バリー・ボンズ氏(ジャイアンツ)の73本

マグワイア氏(カージナルス)、ソーサ氏(カブス)も同時期に62本以上を記録しているが、1990年代から2000年代初頭は筋肉増強作用のあるステロイド使用がまん延しており、マリ氏の記録を重視する見方も多い

マリス氏は1961年にベーブ・ルース氏の60号を抜き、当時のア・リーグ記録を更新

だが、ルース氏が154試合制で60本を放ったのに対し、162試合目だった

当時のコミッショナーは「154試合目までに61本を打たなければルースの記録を更新したとは認めない。もし、それ以降に達成した場合、ルースの記録は残り、新記録は注釈付きとなる」という裁定を下した

大リーグが公式に最多本塁打記録と認定したのは、マリス氏の死去から6年たった1991年だった

神格化されたルース氏の記録を抜き、疎まれることも多かったマリス氏と違い、ジャッジ外野手は大歓声の中で61号に到達した

打点、打率と合わせた打撃3冠にも挑戦中で、エンゼルス大谷翔平投手とのMVP争いが注目を集めている

(この記事は、日刊スポーツの記事で作りました)

ジャッジ外野手とMVP争いをするエンゼルス・大谷投手は同日のアスレチックス戦でメジャー自己最長を更新する13試合連続安打を記録した

ところでジャッジ外野手はマリス氏に並ぶシーズン61号本塁打のア・リーグ記録タイ

米大リーグ・シーズン60本塁打以上・・・
1 73 バリー・ボンズ 2001年
2 70 マーク・マクガイア 1998年
3 66 サミー・ソーサ 1998年
4 65 マーク・マクガイア 1999年
5 64 サミー・ソーサ 2001年
6 63 サミー・ソーサ 1999年
7 61 ロジャー・マリス 1961年
7 61 アーロン・ジャッジ 2022年
9 60 ベーブ・ルース 1937年
(注)
左から順位、シーズン本塁打、名前、年
敬称略
28日現在


アーロン・ジャッジ ニューヨーク・ヤンキースの主砲 その驚くべき物語

ヤンキースに突如現れた怪物アーロン・ジャッジ外野手
52本塁打を放った衝撃の2017年シーズンを振り返る

2022年にさらに凄味を増しました
posted by june at 04:38| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください