7月12日以来、約2カ月半ぶりの安い水準となる
欧米の金融引き締めによる金利上昇と世界景気の悪化懸念から前週末の欧米株が大幅安となった流れを引き継いだ
1日を通じて下値模索の展開が続き、安値圏で終えた
ダウ平均株価は23日に年初来安値を更新し、日本時間26日の米国株先物も下落したことから、相場の先安観が一段と強まった
トラス英政権が打ち出した大規模な経済対策によるインフレ加速や財政悪化が警戒され、前週末には英金利が急騰
英ポンド相場の不安定な動きが株式市場のリスク回避ムードを強めた面もあった
財務省・日銀は22日、24年ぶりとなる円買い・ドル売り介入を実施した
直後に進んだ円高は一服したが、円安の恩恵を受けやすい自動車関連株は軒並み安となった
市場では「金融引き締めで株価が下がる『逆金融相場』から、企業業績の悪化で相場が下がる『逆業績相場』に局面が変わるリスクが感じられる。その場合、米金利の低下でドル安・円高へとトレンドが転換し、日本株が(米国株に)劣後するおそれがある」(大和証券の木野内栄治氏)との声が聞かれた
東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、51.84ポイント安の1865.28で終えた
東証プライムの値下がり銘柄数は1687銘柄と全体の9割を超えた
値上がりは124、変わらずは26銘柄だった
(この記事は、日経新聞の記事で作りました)
前週末23日のダウ平均株価の終値が480ドル超下落し、節目の3万ドルを割り込んだ
この流れで26日の日経平均株価の終値も720円超下落した
ちなみに、26日のダウ平均株価は320ドル超の下落だった
ウクライナ危機、日本と欧米などの金利差など株価大幅下落の原因は多い
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