2022年06月07日

はやぶさ2 持ち帰った試料から生命の源・アミノ酸を確認

日本の探査機「はやぶさ2」が2020(令和2)年に小惑星リュウグウから地球に持ち帰り、成分や状態などの詳細な分析が進められている試料からタンパク質の材料となる有機物のアミノ酸が20種類以上検出されたことが6日、関係者などへの取材で分かった

生命の源となる極めて重要な物質のアミノ酸が地球外で採取した試料から検出あれるのは初めて

地球の生命の起源を解明する上で大きな手掛かりとなりそうだ

はやぶさ2は、太陽系の起源や生命誕生の謎を解き明かすことを目的に、リュウグウの表面や地下から試料を採取

砂状の試料約5.4グラムを持ち帰った

これまでの分析で、水や有機物の存在を示唆するデータが得られており、より生命の構成物に近いアミノ酸の発見が期待されていた

アミノ酸の起源は46億年前に誕生した地球上でさまざまな現象が起きる過程でつくられたという説と、宇宙から飛来したという説があり、今回の発見は後者の説を補強することになる

アミノ酸は隕石からもしばいば発見されているが、リュウグウの試料は地球の大気に全く触れていないことから状態が非常によく、より試料としての価値が高い

はやぶさ2は一昨年12月に約6年の飛行の末に帰還

リュウグウの試料を入れたカプセルを地球に持ち帰ることに成功した

宇宙航空研究開発機構(JAXA)や東大、広島大など全国の研究機関で本格的な分析が始まっており、試料は高温にさらされた痕跡が見られなかったことや過去の隕石に比べて最も密度が低いことも判明している

(この記事は、産経新聞の記事で作りました)

はやぶさ2がリュウグウで採取した試料から生命の「モト(源)」といえるアミノ酸が確認されたことは地球外生物の可能性をより広げ、生命の起源、謎に迫るかもしれません

分析・解明にも注目ですね


はやぶさ2 最強ミッションの真実

「はやぶさ」は最後は「使命」を終え燃え尽きたが、試料を持ち帰ることに成功
これは多くの感動を呼んだ
しかし持ち帰った試料はわずかだった
これを踏まえ、「はやぶさ2」は大幅改善した
そのプロジェクトの全貌を明らかにする
posted by june at 15:03| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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