13カ国が賛成したものの、常任理事会の中國とロシアが拒否権を行使し、決議案を否決された
北朝鮮の核・ミサイル開発阻止を目的とした安保理制裁決議案が否決されるのは、最初の制裁決議案が採択された2006年以降で初めて
(この記事は、産経新聞の記事で作りました)
安保理の常任理事国による拒否権では、ロシアのウクライナ侵攻に対し、ロシアに軍の撤退を求める決議案が常任理事国のロシアの拒否権行使で否決された
今回の北朝鮮制裁の決議案も常任理事国の中國とロシアの拒否権行使で否決された
これらの「現実」に安保理の機能不全が指摘されている
国際連合は、第二次世界大戦の戦勝国を中心にして作られ、戦勝の連合軍側の5カ国は常任理事国となり、安保理での拒否権という強力なカードを持った
この拒否権の過剰な行使が安保理の機能不全になっていると指摘されている
拒否権行使の終わりや国連改革を求める声も高まっている
国際連合 その役割と機能
世界の、国際間の問題などを解決するために作られた国際連合(国連)
その役割と機能などについて解説