2022年02月01日

日銀が平成23年下期の議事録公開、歴史的円高で緊迫

日本銀行(日銀)は1月31日、平成23年7月~12月の金融政策決定会合議事録を公開した

東日本大震災後の歴史的な円高が景気を腰折れさせかねないとの危機感が高まった8月4日、政府は円売りドル買いの単独介入を実施

日銀の白川方明(まさあき)総裁は同日の金融政策決定会合で、追随するように「まさに、今がそのタイミングであると思う」と訴えるなど、議事録から当時の緊迫感が伝わる

8月4日の決定会合では、日銀は国債などの資産買い入れや金融機関に低金利で資金を供給するための基金を10兆円増の50兆円まで積み増す追加の金融緩和を、全会一致で決定した

朝方には政府が4.5兆円の円売り・ドル買い介入を実施

これを受けた日銀は当初2日間の予定だった会合を急遽1日に縮め、足並みをそろえて過度な為替変動と戦う姿勢を演出した

日銀たたき上げの白川氏が総裁に就任した背景には、20年の首脳人事で、自民党の福田康夫政権が提案した武藤敏郎財務事務次官の総裁就任に民主党が反対した経緯がある

白川氏率いる日銀は「独立性」を固持し、金融緩和圧力を強めた菅直人政権(23年6月~23年9月)や野田佳彦政権(23年9月~24年12月)と溝を深めていることも議事録から浮かび上がる

日銀は8月4日、為替介入との「合わせ技」で金融緩和を実施

ただ、政府の「金融政策万能論」(白川氏)を警戒してさらなる金融緩和には慎重な姿勢を続けた

円相場は10月31日、現在も破られていない最高値の1ドル=75円32銭を記録した

(この記事は、産経新聞の記事で作りました)

今は円安傾向ですが、平成23年下期当時は円高だったんですね

当時の緊迫感が記事からも伝わります

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地震国の日本に住んでいるからには東日本大震災矢阪神淡路大震災のような震災にいつ遭遇するかわかりません
地震も各地で起きており、トンガ沖の災害もありました
最近の異常気象で自然災害も怖いですね
そういう時のため、いざという時のため備えておくと便利で助かるのが防災セットです
posted by june at 10:40| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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