2022年01月28日

米、3月利上げの公算、インフレで金融引き締めへ

米連邦準備制度理事会(FRB)は26日の連邦公開市場委員会(FOMC)後、「利上げが間もなく適切になる」との声明を発表した

物価上昇が続く恐れがあるとして、3月に事実上のゼロ金利政策を解除する公算が大きくなった

パウエル議長は、インフレ要因が「大して改善していない」と述べ、物価高に対処する利上げの加速も視野に、金融政策の正常化に本腰を入れる意向を示した

記者会見したパウエル氏は「状況が適切なら3月の会合で利上げする意向だ」と述べ、同月中旬のFONCでゼロ金利解除の決定を支持する姿勢を示した

会合後の声明は、昨年12月の前回まで記載した「景気を支えるための手段を全て活用する」との記述を削除

新型コロナウイルス危機に対応するゼロ金利など、景気支援策の縮小を急ぐ姿勢を鮮明にした

米国債を買い入れて市場に資金を流す量的金融緩和策は3月で終了

資金買い入れで膨らんだFRBの総資産について、パウエル氏は少なくとも今後2回の会合で議論する必要があると説明した

早ければ、6月にも資金圧縮の具体策を示す可能性がある

26日の会合では金利の据え置きを決定した

パウエル氏は、前回ゼロ金利解除に乗り出した2015年12月に比べ、「経済ははるかに強い」と強調

雇用改善を続けながら利上げする「余地がある」とも指摘し、積極的な金融引き締めを進めたい意向をにじませた

一方、利上げ回数など具体的な方針は「データ次第だ」とし。コロナの新変異株「オミクロン株」を注視する姿勢を見せた

ただ、感染症専門家が「急速な感染者数の減少を予測している」とし、感染拡大が落ち着けば「力強い景気拡大に戻るだろう」と述べた

(この記事は、産経新聞の記事で作りました)

物価上昇のインフレが続く恐れがあり、3月の利上げや金融引き締めがあるようだ

原油高、それに伴う物価上昇・インフレ、ウクライナ情勢の先行きの不透明感などリスク要因が多く、市場も不安定だ

25日、26日の米国市場もダウ平均株価が下落し、26日は小幅だが続落した

ハイテク株中心のナスダックは、最近の3日間(25~27日)で大きく下落している

ナスダックが大きく下げています

ハイテク株が軟調ですね

東京市場も上記要因などで日経平均株価が下落し続け、25日は450円以上、27日は840円以上の大幅下落

28日以降の株価の動きにも注目

パウエル氏は、感染症専門家の「急速な(感染の)減少予測」で、感染が落ち着けば、景気拡大に戻るだろうとpしている

専門家の予測のように、感染が落ち着けば、収束(終息)に向かえばいいのですが・・・


野生の経済学が究明したコロナ後の世界: 2022年審判の日を迎えるFRB

コロナ後の世界、FRBの今後の動きを考える
世界の経済の中心は米国であり、米国の中央銀行といえるFRBは世界の中央銀行ともいえる
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アメリカ連邦準備制度(FRS)の金融政策 (〔世界の中央銀行〕)

FRBの金融政策で世界の経済が見えてくる
posted by june at 09:40| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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