2022年01月26日

2022年のIMFの経済成長率見通し4.4%、物価高などの影響で下方修正

国債通貨基金(IMF)は25日発表した世界経済見通しで、2022年の世界の実質成長率を4.4%とし、昨年10月時点の予測から0.5ポイント下方修正した

新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が猛威を振るい、経済活動の制限が各地で再導入されたほか、米国などでは歴史的な物価高騰に直面

新型コロナの打撃から回復していた中国もド鈍化し、世界経済の陰りが目立つ

日本は岸田政権による追加経済対策を反映して、0.1ポイントン上修正の3.3%と予測

ただ試算は今月18日までの動きが対象で、「蔓延防止重点措置」の追加適用は加味荒れておらず、感染拡大やエネルギー価格の高騰による打撃がさらに広がれば、成長率が下振れに転じる恐れも

2023年は1.8%成長を見込んだ

世界経済鈍化の主な要因は米中の失速だ

インフレが顕著な米国ではバイデン政権が掲げる大型歳出法案藻暗礁に乗り上げ、2022年の成長率は4.0%と、前回予測を1.2ポイント下方修正した

中国は0.8ポイント下方修正の4.8%成長

中国恒大集団など不動産大手の業績悪化に加え、個人消費が従来予想より振るわないと見込んだ

世界経済の見通しは、2022年末までに新型コロナによる健康被害が世界各地で収束していることが前提

IMFは「今回の予測は不確実性が高く、全体的にリスクは下向きだ」と懸念を示した

新型コロナにより、世界経済の損失は2024年までに13兆8000億ドル(約1570兆円)近くに上ると試算

オミクロン株の悪影響は今春以降に弱まると分析するが、世界的物価高の沈静は2023年と長引く見通しだ

(この記事は、産経新聞の記事で作りました)

世界経済の見通しは新型コロナウイルスの収束などが前提で、IMFの懸念のように下向きリスクがある

日本の見通しも蔓延防止追加以前で、成長率が下がるリスクも・・・

新型コロナウイルスが収束へ向かってほしいですね


IMFと世界銀行の最前線―日本人職員がみた国際金融と開発援助の現場

IMFなど国際機関で働く職員が仕事内容など紹介
日々の日常の行動など現場の声が聞けます
posted by june at 11:54| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください