2021年12月12日

11月の米消費者物価6.8%上昇、量的金融緩和の加速、利上げ回数増の可能性も

14、15日に、米連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開く予定

10日発表の11月の消費者物価指数は約39年ぶりの上昇率を記録

インフレ対応のため、量的金融緩和策の縮小ペースを加速することを検討する

会合後に公表される金利見通しも焦点で、来年に見込まれる利上げ回数が増えれば市場の動揺を招く恐れもある

米労働省が発表した11月の消費者物価指数は、前年同月比6.8%上がった

上昇率は6.2%だった前月から一段と加速した

FRBのパウエル議長は、量的金融緩和の終了について「数カ月早めることを検討するのが適切」と発言

12月の会合で協議する方針を表明

当初は来年6月ごろと見込まれた緩和終了時期が早まる可能性も・・・

緩和終了後に続くゼロ金利政策の解除も前倒しする環境が整う

FRBは今回の会合後、政策金利や物価上昇率の見通しを公表する

金融市場は既に20223年に2回以上の利上げを織り込んでいる

ただ、FRBが2022年以降、想定以上に速い利上げペースを予想していると明らかにすれば、投資家が見通し変更を迫られて金融市場の調整が進みそうだ

パウエル氏は、これまで「一時的」としてきた物価高に対する見解も撤回する認識を示した

FRBが示す2022年以降のインフレ見通しも注目

(この記事は、産経新聞の記事で作りました)

10日の米国市場は同日に発表された消費者物価指数の高い上昇率を受けても想定内と株価は上昇した

会合で量的金融緩和終了時期が早まる可能性もあるが、市場の反応は!?

2022年に見込まれる利上げ回数が増える可能性もあり、そうなれば市場の動揺も・・・

インフレは長期化の可能性もあり、FRBの金融政策の推移にも注目だ


アメリカ連邦準備制度(FRS)の金融政策 (〔世界の中央銀行〕)

世界の金融・経済の中心は米国であり、米国の中央銀行といえる米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策は世界的に注目
posted by june at 09:51| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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