2021年11月18日

4年8カ月ぶりの円安 一時114円97銭

17日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=114円97銭まで下落し、115円台に迫った

平成29年3月以来、約4年8カ月ぶりの円安・ドル高水準となった

円安は輸出業者にとって追い風となる一方、原材料の輸入価格を押し上げガソリンや食品価格の上昇を招き、家計には負担増となる

消費が冷え込めば、新型コロナウイルス禍からの経済回復に冷や水となりかねない

9月の円相場は1ドル110円前後だった

しかし、新型コロナウイルからの回復で米国の早期利上げの見方が強まり、米長期金利がじわじわと上昇

16日に発表された米国の小売売上高などの経済指標は堅調な内容だった

このため低金利が続く日本との金利差拡大により円の運用が不利になるとの見方が広がり円売りドル買いが進んだ

原料などの輸入価格が上がっても、簡単に値上げできない状況に「今はあまりいい円安ではない」との見方も

(この記事は、産経新聞の記事で作りました)

円安も原油高騰に影響しているようです

輸入業者は原料などの輸入価格の上昇を簡単に値上がりすることは消費を鈍らしかねず、できにくいようです

輸出業者も円安でも世界的な半導体不足や新型コロナウイルスコロナウイルス流行に伴う部品調達不足などがあるようです


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posted by june at 10:31| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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