2021年10月28日

原油高 様々な業種、家計などを直撃

需要逼迫への根強い警戒感を背景に、原油価格が高止まりする可能性が出ている

ニューヨーク原油先物相場は指標の米国産標準油種(WTI)が2014年10月以来約7年ぶりの高値圏で推移中だ

目先の焦点は、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が11月4日の閣僚級会合で原油の追加増産をするかどうか

追加増産が見送られると、原油高高騰でガソリンや灯油の上昇へ、生活をさらに直撃へ

ちなみに、WTIの12月渡しは26日の終値は前日比0.89ドル高の1バレル=84.65ドル

前日25日には一時1バレル=85.41ドルまで上昇

原油高は、ガソリンなどの燃料費上昇につながり、国内の運輸・物流企業への悪影響も

日本航空は、27日、国際線の利用客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージャー)について、現在のペースで燃油高騰が続けば、来年2~3月発券分の上層は「不可避」とも

タクシー業界・宅配業界などへの影響も

27日に、経済産業省が発表した25日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、18日時点の前回調査に比べ2円70銭高い167円30銭

8週連続上昇で、平成26年9月以来、7年1カ月ぶりに167円台突入

調査した石油情報センターは来週も値上げを予想

灯油も8週連続で上昇し、18リットル当たり50円高い1910円

ハイオクは1リットル当たり2円70銭高い178円20銭、軽油も2円70銭高い147円10銭

家計を直撃へ

(この記事は、産経新聞の記事で作りました)


原油相場 (現代の錬金術師シリーズ)
posted by june at 10:18| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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