2021年10月23日

世界銀行予測 2020年はエネルギー価格8割上昇 経済の成長を阻害する恐れ

世界銀行は21日発表した報告書で、新型コロナウイルス禍からの石油需要回復などにより、2021年のエネルギー価格が前年比で83.4%上昇するとの予測を示した

2921年の原油価格は69.7%上昇の1バレル=平均70ドルに達し、2022年も平均74ドルと高止まりする見通し

世界経済の成長を阻害する恐れも

石油需要は2022年に新型コロナウイルス危機以前に水準まで高まり、天然ガスの高騰による代替需要も上振れ要因に

2023年には平均65ドルに落ち着くと予想

報告書によると、電力需要の復活や供給制約を背景に2021年は天然ガスと石炭の価格が過去最高水準に上がった

2022年には需要減と供給の増加で価格は下落する見込み

世界銀行は、コロナ禍からの回復のばらつきや感染拡大、供給網の混乱など不確定要因が多いとした

エネルギー価格とともに、いくつかの途上国では食料価格の急騰が辱量不足を招くと警鐘を鳴らした

(この記事は、産経新聞の記事で作りました)


エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来


エネルギー400年史:薪から石炭、石油、原子力、再生可能エネルギーまで


IMFと世界銀行の最前線―日本人職員がみた国際金融と開発援助の現場
posted by june at 15:42| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください