2021年02月25日

変化し挑戦し続けた芸術の巨人・ピカソ

ピカソは、20世紀を代表する芸術家であり、一般にもその名が知られています

一般に名が知られていてもその作品は意外と知られていません

ピカソの作品はもっと知りたいピカソ改訂版(アート・ビギナーズ・コレクション)で知ることができます

天才にありがちな多作の芸術家であり、生涯におよそ1万3400点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を製作し、最も多作な芸術家として「ギネスブック」に記載されています

ピカソは、スペインで生まれ、フランスで活動した画家、素描家、彫刻家で「ジョルジュ・ブラック」(注1)とともに、「キュビスム」(注2)の創始者として知られる
(注1)
ジョルジュ・ブラック
フランスの画家、ピカソとともにキュビズムの創始者の一人
(注2)
キュビスム
いろいろな角度から見た形を一つの画面に収める

ピカソのフルネームは「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シプリアノ・デ・ラ・サンティッシマ・トリニダット・ルイス・イ・ピカソ」である

一般的には、長すぎるのでパブロ・ピカソと呼ばれている

落語の「寿限無」みたいに長いですね

ピカソは、作風を目まぐるしく変化させた

その変化は「〇〇の時代」と呼ばれる

一般的にその変化は以下のように知られています

「青の時代」(1901年~1904年)
「ばら色の時代」(1904年~1907年)
「アフリカ彫刻の時代」(1907年~1908年)
「セザンヌ的キュビスムの時代」(1909年)
「分析的キュビスムの時代」(1909年~1912年)
「総合的キュビスムの時代」(1912年~1918年)
「新古典主義の時代」(1918年~1925年)
「シュルレアリスム(超現実主義)の時代(1925年~1936年)
「ゲルニカの時代」(19737年)
「晩年の時代」(1968年~1973年)

このように、作風を変化させながら、自身の芸術を追求しました

ピカソは、仕事をしているとき以外は、一人でいることが出来なかった

・多くの人との交流あり
・女性についても、正式な妻以外に多くの愛人を作り、2回結婚し、3人との女性の間に4人の子供がいる


ピカソは、多作で知られる芸術家であり、作風を変化し挑戦し続けた

20世紀最高の芸術家であり、作品の評価、価格なども高い

いわゆるアバンギャルドな作風で知られているが、アバンギャルドな作風になる前の作品は描写が細かく写実的だった
いわゆる「デッサンや絵画の上手い画家」

カメラや写真に対抗するため立体的描写・多角的角度から見たものを一つの画面に収めるキュビスムなどを考え創造したとされる

個人的には大作「ゲルニカ」はピカソの最高傑作の一つ



もっと知りたいピカソ 改訂版 (アート・ビギナーズ・コレクション)

ピカソは、20世紀を代表する芸術家であり、最も多作な芸術家といわれている
作風を変化させながら芸術と向き合った巨人です

posted by june at 03:32| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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