2021年02月11日

競馬、ディープインパクトの日本での父系は続くのか!?

日本競馬で、ディープインパクトの父系は続くのか!?

日本では、内国産種牡馬の父系が続かず、海外では「日本は種牡馬の墓場」ともいわれている


以前はあったクモハタ記念(ジャパンカップ創設で廃止)にその名を刻した成功した代表的な内国産種牡馬のクモハタ・・・

そのクモハタの父系からのアイアンフジが史上唯一の内国産サラ系5代目競走馬
(アイアンフジは、父アイアンハートの唯一の産駒で、しかも牝馬のため、内国産種牡馬としては4代目の父アイアンハートで途絶えている)

クモハタからの内国産サラ系競走馬・・・
トウルヌソル(輸入種牡馬)→)クモハタ→メイヂヒカリ→オーシャチ→アイアンハート→アイアンフジ

クモハタからの内国産4代目種牡馬は、サラブレッドでは他にメジロアサマからの2例があるのみ

クモハタからの内国産サラブレッド4代目種牡馬・・・
クモハタ→メイヂヒカリ→オーシャチ→アイアンハート

メジロアサマからの内国産サラブレッド4代目種牡馬・・・
パーソロン(輸入種牡馬)→)メジロアサマ→メジロティターン→メジロマックイーン→グランアクトゥール
(途絶える)

パーソロン(輸入種牡馬)→)メジロアサマ→メジロティターン→メジロマックイーン→ギンザグリングラス

メジロアサマからの父系も4代でほぼ途絶えている


クモハタは、大種牡馬トウルヌソルの産駒

競走馬としては、大レース勝ちは、日本ダービーだけだが、良血から種牡馬となり、天皇賞馬を7頭出すなどし、1952年から1957年まで6年連続リーディングサイヤーになるなど活躍

その後、内国産のリーディングサイヤーは、2008年のアグネスタキオンまで51年間出なかった


他には、シンザンは父系が途絶えている

シンボリルドルフも父系がほぼ途絶えている

世界的主流血脈のノーザンダンサーから輸入種牡馬で大種牡馬のノーザンテーストを経てアンバーシャダイダイナガリバーも父系が途絶えている


日本で革命的大成功をしたサンデーサイレンスの産駒で、競走馬としても種牡馬としても大成功しているディープインパクトが日本で父系を残せるか注目だ

海外で生産され、海外で走り、海外で種牡馬となったディープインパクトの産駒の種牡馬は、父系を残せる可能性があると思うが、ディープインパクトの内国産種牡馬が父系を残せるか!?だ

ディープインパクトの後継種牡馬として最も注目しているのがコントレイルだ

昨年、無敗で3冠馬となり、その後、昨年のジャパンカップでアーモンドアイの2着だった

アーモンドアイがその昨年のジャパンカップを最後に現役引退し、2021年の今年はコントレイルが中心となる可能性が高い

コントレイルが今後さらに活躍すれば、ディープインパクトの後継種牡馬への道も開ける



追悼ディープインパクト (Gallop21世紀の名馬シリーズ)

ディープインパクトの強さと魅力、全戦の軌跡、関係者のコメントなども収録
2019年7月30日に急死したディープインパクトの追悼号

ディープインパクトは、競走馬としては、無敗の3冠馬でG1・7勝を挙げ、戦績14戦12勝、3歳時の有馬記念でハーツクライの2着と4歳時のフランスの凱旋門賞で3位入線の後、「悪意なき」禁止薬物検出で失格となった以外は完璧な強さでした
種牡馬としても大成功し、牝馬3冠でG1・7勝のジェンティルドンナや無敗の3冠馬のコントレイルなど多くの大物を出し、2012年から2020年まで9年連続リーディングサイヤー(継続中)
日本競馬史上最強馬ともいわれている



コントレイル無敗3冠

コントレイルの昨年(2020年)の無敗の3冠馬記念号

無敗の3冠馬の後、昨年のジャパンカップは2着でしたが、優勝したアーモンドアイが現役引退し、2021年の今年は日本競馬の中心の最有力
今年の活躍が注目される
posted by june at 04:09| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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