2020年12月20日

競馬、アーモンドアイ 引退式

19日に、競馬で日本競馬史上最多の芝G1・9勝を挙げたアーモンドアイが最終12レース終了後の中山競馬場のパドックで引退式を行った

主戦騎手のクリフトフ・ルメール騎手は「アーモンドアイは最初から特別な馬でした。彼女のたたずまい、走るファイティングスピリット、たぐいまれな能力、日本だけにとどまらず、海を超えて世界中の競馬ファンを魅了した」と引退式で手紙を読んだ

ルメール騎手はアーモンドアイの顔をなで「ジョッキーとしてこのような素晴らしい馬に騎乗できたことを光栄に思います。彼女の背中で味わったスリルと興奮を永遠に忘れない。彼女は私たちの記憶に永遠に残ります」


ルメール騎手は、8レースでJRA年間200勝達成

JRA年間最多勝記録をマークした215勝を挙げた2018年以来2度目の記録

年間200勝は他に武豊騎手が達成している


アーモンドアイを管理した国枝栄調教師も万感の思い・・・

一番の思い出として2018年の芝2400メートルを2分20秒6の世界レコードで勝ったジャパンカップを挙げた


世界最高峰のフランスの凱旋門賞には挑戦できなかった
(それでも2019年のドバイターフで海外G1を勝っている)

歴史的名牝・エネイブルとの対決が見たかったですね


初年度交配相手は、今年の3冠牝馬デアリングタクトを出したエピファネイア


アーモンドアイが唯一1番人気(アーモンドアイは2番人気、レースはアーモンドアイが優勝)でなかったのが2018年の桜花賞

この時の1番人気はラッキーライラック(2着)

ラッキーライラックはアーモンドアイと同世代のため、3冠は勝てなかったが、G1勝ちは2017年の阪神ジュベナイルフィリーズ、2019年のエリザベス女王杯、2020年の大坂杯、エリザべス女王杯を勝っている名牝

ラッキーライラックにとって引退レースとなる暮れの有馬記念に勝てば、ラッキーライラックの名声が高まるのはもちろんのこと、「結果的に」アーモンドアイの名声も高まる

(この記事は、サンケイスポーツの記事を参考にしました)

アーモンドアイ(鹿毛、牝)

生産・ノーザンファーム 馬主・シルクレーシング

厩舎・国枝栄 主戦騎手・クリフトフ・ルメール

血統 父ロードカナロア母フサイチパンドラ(父サンデーサイレンス

戦績 15戦11勝

G1勝ち 芝G1・9勝(歴代1位)

2018年桜花賞、オークス、秋華賞=牝馬3冠、ジャパンカップ、2019年ドバイターフ、天皇賞・秋、2020年ヴィクトリアマイル、天皇賞・秋、ジャパンカップ

獲得賞金 19億1526万3900円(歴代1位)



21世紀の名馬VOL.7「ロードカナロア」 (Gallop21世紀の名馬シリーズ)

ロードカナロアは世界的名短距離馬
アーモンドアイの父




21世紀の名馬VOL.6「オルフェーヴル」 (Gallop21世紀の名馬シリーズ)

オルフェーヴルは3冠馬、凱旋門賞2着2回でG1・6勝
ラッキーライラックの父

posted by june at 14:50| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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