2020年10月16日

日本郵政 契約社員手当「格差は不合理」

15日に、日本郵便の正社員と契約社員との待遇の格差を設けることは、「不合理な格差」に当たるかで争われた3件の上告審判判決で、最高裁は「扶養手当」など5つ(年末年始職務手当/扶養手当/夏季・冬季休暇/病気休暇/祝日給)の手当・休暇を契約社員に認めないのは「不合理な格差」だと判断した

ちなみに、日本郵政には、非正規労働者が18万人以上いるという

13日には、賞与訴訟は敗訴

一連の非正規労働者の待遇格差を巡る司法判断が示された

待遇格差の判断は支給目的などで個々に判断ということらしい

待遇格差を認めるか否かは、同じ手当でも条件が違えば結論が変わる可能性がある

非正規労働者の待遇格差の判断は、その意味で「流動的」になった

この判断は今後も検証・検討すべきだろう

国内2000万人以上といわれる非正規の待遇をどう改善するのかは大きな問題ともいえる



正規の世界・非正規の世界――現代日本労働経済学の基本問題

正規労働者と非正規労働者の待遇格差などは、現代社会の大問題


「非正規労働」を考える―戦後労働史の視角から―

非正規労働について考える
正規労働者と非正規労働者の待遇格差などの問題がある
posted by june at 15:56| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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