ダウ平均株価は、上記の期待で一時大幅上昇も、その後、米連邦準備(FRB)の想定通りの記者会見を経て、材料出尽くし感から上げ幅を削った
原油高でエネルギー株が全体を牽引
半面でハイテク大手などは売られた
終値は、36ドル78セント高の2万8032ドル38セント
2万8000ドル台回復
ハイテク株中心のナスダックは、139.86ポイント安の1万1050.47
16日(日本時間)の日経平均株価は、小幅に反発し、20円64銭高の2万3475円53銭
前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、国内でも半導体関連などハイテク株の一角に買いが入った
一方、円高進行は重荷で上値は終始重かった
日経平均の寄与度が大きいソフトバンクグループ(SBG)が前日比46%上昇し、1銘柄だけで日経平均を60円超押し上げた
自民党の菅義偉総裁が午後、衆参両院の本会議で正式に新首相に選出された
夜に発足する新内閣は主要閣僚の多くは再任で、現行の金融・経済政策が維持されるとの見方も相場の一定の支えになった
もっとも日経平均は下げる場面も目立ち、上値は重かった
円相場が1ドル=105円台前半まで上昇し、自動車など輸出関連株に売りが出た
高値警戒感からの利益確定売りも出やすかった