総裁選は、国会議員票394票(1人1票、衆参両院議長を除く)と都道府県連表141票(各3票)の計535票で争われる
44都府県連が予備選を行い、36府県がドント方式で、7都県が総取り方式で3票を配分する
奈良県連は1位に2票、2位に1票を与える
予備選を行わない3道県は党員アンケートなどを参考に投票する
菅義偉官房長官は党内7派閥中5派閥と一部の無派閥議員の支持を受け、選挙戦を優位に展開してきた
ある情勢調査では、国会議員票の約7割を固めたとも
都道府県連票も過半数を超える票を超える見通しで、選挙戦は断然優位だ
岸田文雄政調会長は岸田派(47人)と一部の谷垣グループの支持を受け、国会議員票の1割強を固めたが、地方票で伸び悩む
石破茂元幹事長は国会議員票の獲得に苦戦しており、都道府県連票で支持をどこまで伸ばせるかが焦点となる
第26代自民党総裁には菅氏が有力、総裁が決まると、15日に党役員人事を行い、16日に臨時国会を召集し、第99代首相が選出される
ここでも菅氏が選出される見通し
同日中に新内閣が発足の予定
今後の行方に注目だ
自民党総裁選 暗闘の歴史 (徳間文庫)