2020年05月23日

4月の消費者物価が3年4ヶ月ぶりマイナス圏、「デフレスパイラル」に警戒

22日に総務省が公表した4月の全国消費者物価指数(平成27年=100、生鮮食品を除く)は前年同月比0.2%減の101.6となり、増減率が平成28年12月以来、3年4ヶ月ぶりにマイナス圏となった

新型コロナウイルスの影響で個人消費の落ち込みは長期化を避けられない

物価が持続的に下がるデフレ局面に戻った

企業の収益力や雇用・資金の減少につながることを懸念

消費や物価の増減率は昨年10月の消費税増税で押し下げられており、この影響を除くと0.6%の下落

4月の緊急事態宣言発令後は、自粛ムードで消費が落ち込んだ

新型コロナウイルスの治療薬やワクチンが開発・普及されるまでは「新しい生活様式」を定着・徹底させるしかない

抑圧され、消費の鈍化した生活が続きそうだ

物価下落は短期的には家計負担を減らす

ただし、販売価格が下がれば、企業の収益力が落ち、賃金G低下し、消費者の購買力・購買意欲を奪う

こうした悪循環で景気が悪化する「デフレスパイラル」に警戒・注意が必要だ
posted by june at 18:05| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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