2020年05月23日

「関東圏」と北海道が25日にも緊急事態宣言の解除へ、東京都が26日にも飲食店緩和

「関東圏」「首都圏」の東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県と北海道の計5都道県は、21日の緊急事態宣言の解除が見送られたが、今後も感染状況が「改善」なら、25日にも宣言が解除されそうだ

解除された場合、東京都は、26日午前0時から休業要請の緩和を開始する方針

段階的な緩和を進める

22日に小池百合子都知事は、緩和への「ロードマップ」「工程表」を発表

感染防止と経済・社会活動の両立を図りながら、「新しい日常」「新しい生活様式」を定着させると述べた


休業要請などの緩和の指標

(感染状況)

①新規感染者数が1日20人未満、1日50人以上は再要請

②(感染の)経路不明の割合が50%未満、50%以上は再要請

③週単位の感染者数の増加比が1未満、2以上は再要請

(医療提供体制)

④重症患者数

⑤入院患者数

(モニタリング(監視体制))

⑥PCR検査の陽性率

⑦受診相談件数



緩和のイメージ・・・

(現状・ステップ0)
・商業施設などは休業要請
・飲食店は時短営業(午後8時まで)

(ステップ1)
・文化的・健康的な生活の維持に必要性が高い施設
(博物館、美術館、図書館など)
・飲食店(午後10時まで)

(ステップ2)
・集団感染の発生歴がなく、3蜜になりにくい施設
(劇場など)
・飲食店(午後10時まで)

(ステップ3)
・集団感染の発生歴など高リスクの施設以外はすべて解除
・飲食店(午前0時まで)

・感染拡大のきざしが見られた場合「東京アラート」
・キャバレーやナイトクラブなど接待を伴う飲食店などについては国の方針などを踏まえ対応

次のステップに移行するには、指標などから総合的に判断


開催可能なスポーツイベントの規模

(第1段階)
「50人まで」

(第2段階)
「100人まで」

(第3段階)
「1000人まで」

緊急事態宣言の解除以降、感染状況が低く抑えられれば毎日夜、レインボーブリッジを7色のレインボーカラーでライトアップ

感染拡大の兆候があれば「東京アラート」を発令し、赤色点灯し注意喚起

さらに状況が悪化した場合は休業の再要請

首都圏の1都3県一丸で立ち向かい連携を強化する考えを示した

野球やバスケットボールのBリーグなどプロスポーツは無観客開催へ

緩和は段階的に

都立学校も分散登校から間隔、頻度を段階的に増やす


「新しい日常」に向けた事業者の対策・・・
(利用者への対策)
・時間制来場者システム、完全予約制、整理券などによる混雑緩和
・人との間隔確保
・マスクの着用など
(従業員への対策)
・ユニフォームのこまめな洗浄
・教養物品の定期的な消毒
・マスクの着用
・休憩時には対面での食事や会話を避ける
(施設の対策)
・窓口などの対面所にアクリル板などを設置
・チケットレス、キャッシュレス導入で接触回避
・タッチパネル、エレベーターのボタンなどの清掃・消毒
・トイレの消毒、可能な限りペーパータオルを設置

開発中の治療薬やワクチンが確立するまで感染拡大「第2波」以降を抑えながら、医療体制などを整備・強化
posted by june at 05:50| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください