従来のワクチンは「不活性ワクチン」で、卵などでウイルスを増殖させ、ウイルスの毒を弱める不活化させたワクチンだったが、遺伝子技術の進歩で新手法の「DNAワクチン」や「RNAワクチン」は、試験管などでウイルスの遺伝子情報などを合成・量産するワクチンで開発時間も短縮
現在で世界でワクチン治験は世界保健機関(WHO)の調べで8件
(例)
ワクチンの種類/主な開発者/臨床試験の段階
DNA/康希諾生物(中国)など/第2
DNA/オックスフォード大(英国)/第1、第2
DNA・イノビオ・ファーマシューティカルズ(米国)/第2
RNA/モデルナ(米国)など/第2
RNA/ファイザー(米国)など/第1、第2
不活化/北京生物製品研究所(中国)など/第1、第2
不活化/武漢生物製品研究所(中国)など/第1、第2
不活化/科興控股生物技術(中国)/第1、第2
(15日時点、WHO調べ)
だが、ワクチンの安全性に懸念の声も
ワクチン開発は米中が先行し、日本は出遅れている
ワクチン開発で日本はいずれも臨床試験の前段階
今後のワクチン開発に注目