米労働省が朝方発表した4月の雇用統計(季節調整済み)によると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、失業率は戦後最悪の14,7%
1933年の大恐慌以来最大の落ち込み
景気動向を反映する非農業部門の就業者数は2050万人減り、1939年の集計開始以来で最大の落ち込みとなった
しかし、悪化の程度が市場予想を下回ったほか、「(数字は)危機のピーク時のもの」(米メディア)で、経済活動が再開されれば一時帰休の労働者がすぐに復職するとの見方もあり、市場では売り材料視されなかった
中国国営新華社通信は8日、劉鶴副首相と米国のライトハイザー通商代表部(USTR)代表、ムニューシン財務長官が電話協議で、米中対立の緊張緩和への期待も高まった
原油先物相場も上昇した
終値は、455ドル43セント高の2万4331ドル32セント
2万4000ドル台回復
ハイテク株中心のナスダックは、141ポイント高の9121.32
こちらも9000ポイント台を回復
8日(日本時間)の日経平均株価は続伸し、終値は前日比504円32銭高の2万0179円09銭
米中対立が後退し、欧米の経済活動の再開や国内の新型コロナウイルスの新規感染者数の減少傾向も支援材料となり、日経平均は3営業日ぶりに2万円台に上昇
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