2020年05月03日

レムデシベル承認へ

2日に、政府は新型コロナウイルスの治療薬の有力候補の「レムデシビル」を早期に(注)「特例承認」することを決めた
(注)
特例承認
海外での承認・許可を条件に国内審査の手続きを簡素化する
承認へのスピードが格段に早まる

米国で開発されたレムデシビル・・・

米国で緊急使用許可がされ、開発した米製薬会社ギリアド・サイエンシズから承認の申請があれば、1週間程度で承認へ

レムデシビルは、新型コロナウイルスに対して、未承認ながら患者の希望で使用できる

重症患者への投与でも「効果」があるとの報告があった一方、副作用として腎機能や肝機能の悪化が指摘される

治療薬の有力候補には国産のアビガンもあり、こちらも未承認ながら患者の希望で病院判断で使用できる

こちらは特に軽症患者に「効果」があり、重症患者が「改善」した例も

アビガンについても治験や承認への道を急いでいる
(現在アビガンは特例承認されていないが、大型連休明けから43ヶ国に無償供与され、治療実績がこれらの国で報告されていけば、承認への道なども)
(アビガンの副作用については、妊婦に悪影響があるとされ、妊婦への使用は禁止で、男性の精子などにも悪影響がある場合も)

米国でのレムデシビルの使用は緊急時の特例扱いで、前述の副作用の例もあり、米国産で大量供給なども期待しにくく、過信は禁物だが、レムデシベルの承認へのニュースは注目だし、国産で供給の不安の少ないアビガンの今後の動向にも注目だ
posted by june at 05:18| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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