2025年03月14日

【ケルト神話】時勢を反映し続けるアーサー王伝説

ケルト神話|時勢を反映し続けるアーサー王伝説
国家君主の理想像から生まれた名キャラクター

実在しなかったアーサー王ですが、6世紀頃にブリテン軍を率いてサクソン人と戦った指揮官がモデルとも考えられています

そして、何世紀もの間に王としての理想像が重ねられていき、いくつものアーサー王伝説が生まれました

アーサー王の人柄は、好奇心が旺盛で冒険好き
自分に仕える戦士たちを養い、いたわり、騎士として育てる大きな心の持ち主です

人間界のみならず異界を行き来し、魑魅魍魎をなぎ倒すなど、超人的な能力も発揮

聖剣エクスカリバーをはじめ、短剣、槍、盾などを手にした神話最大の英雄です

10世紀以降の書物では、ケルト神話の影響が色濃く反映されています
魔剣エクスカリバーは、ダーナ神族の魔法の剣をなぞらえたものではないかといわれています

12世紀には中世の騎士物語が加味され、国家君主の理想像が描かれるようになりました

父ウーゼル王、妻グィネヴィア、アーサーを死に追いやる甥モルドレッドなどもこの頃に登場し、複雑な人間関係が展開されます

モルドレッドとの死闘の末に魔法の島アヴァロンに送られる結末にも諸説あり、12世紀にはグラトンベリーの修道院でアーサー王の墓が発見されたともいわれています


グィネヴィア:アーサー王の妻。アーサー王の心が自分から離れるのを悟り、 円卓の騎士ランスロットと道ならぬ恋に落ちる。この恋はアーサー軍の内乱を招き、国は滅亡する。

アーサー王などケルト神話の舞台
ケルト神話の舞台はアイルランドを中心にイングランド、ウェールズなど。いまも荒々しい自然の残る地で、各地には神話ゆかりの遺跡が点在する。


〈アルスター物語群〉
アルスター物語群はここを中心に繰り広げられる。

〈来寇神話群〉
ダーナ神族とミレー神族の戦闘地となったとされる場所。

タラの丘
巨石遺跡の残る場所。

カーリーアン
アーサー王の宮殿があったとされる地。

ソールズベリー
ストーンヘンジがある。ストーンヘンジはマーリンが建設したとされる。

グラトンベリー
アーサー王の墓が発見された。

カムラン
アーサー王、最後の戦いの地。

ドズマリー・プール
アーサー王がエクスカリバーを手に入れた湖。

ティンタジェル
アーサー王の故郷。

カーリーアン
アーサー王の宮殿があったとされる地。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 世界の神々』監修:鈴木悠介

(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)

時勢を反映し続けるアーサー王伝説

ケルト神話|時勢を反映し続けるアーサー王伝説
国家君主の理想像から生まれた名キャラクター

実在しなかったアーサー王ですが、6世紀頃にブリテン軍を率いてサクソン人と戦った指揮官がモデルとも考えられています
そして、何世紀もの間に王としての理想像が重ねられていき、いくつものアーサー王伝説が生まれました
アーサー王の人柄は、好奇心が旺盛で冒険好き
自分に仕える戦士たちを養い、いたわり、騎士として育てる大きな心の持ち主です
人間界のみならず異界を行き来し、魑魅魍魎をなぎ倒すなど、超人的な能力も発揮
聖剣エクスカリバーをはじめ、短剣、槍、盾などを手にした神話最大の英雄です
10世紀以降の書物では、ケルト神話の影響が色濃く反映されています
魔剣エクスカリバーは、ダーナ神族の魔法の剣をなぞらえたものではないかといわれています
12世紀には中世の騎士物語が加味され、国家君主の理想像が描かれるようになりました
父ウーゼル王、妻グィネヴィア、アーサーを死に追いやる甥モルドレッドなどもこの頃に登場し、複雑な人間関係が展開されます
モルドレッドとの死闘の末に魔法の島アヴァロンに送られる結末にも諸説あり、12世紀にはグラトンベリーの修道院でアーサー王の墓が発見されたともいわれています


何世紀もの間に王としての理想像が重ねられていき、いくつものアーサー王伝説が生まれました、12世紀には中世の騎士物語が加味され、国家君主の理想像が描かれるようになりました
アーサー王は時代が求めたヒーロー、理想の君主像となりました



眠れなくなるほど面白い 図解 世界の神々: 個性豊かで魅力たっぷり!神様のキャラクターを大解説 単行本

世界には様々な神話がある
各々の神話の特徴と神々のキャラクターを紹介
そこには、文化や死生観、宗教観、思想観などもうかがえる
posted by june at 12:14| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY株は4営業日続落し大幅下落・ナスダックも大幅下落、日経平均株価は小反落

13日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、4営業日続落し、終値は前日比537ドル36セント安の4万0813ドル57セント、昨年9月以来、半年ぶりの安値となった。貿易摩擦の激化による景気後退への懸念から一時700ドル近く値下がりした
トランプ米大統領は13日、欧州連合(EU)が米国産ウイスキーに報復関税をかける方針を撤回しなければ、欧州産のワインやシャンパンなどのアルコール飲料に200%の関税を課すと表明した、関税の応酬の激化が嫌気され、IT大手セールスフォースやスマートフォン大手アップルなどの銘柄が売られた

ハイテク株中心のナスダック.345.44ポイント安の1万7303.01だった

S&P500は77.78ポイント安の5521.52



13日(日本時間)の日経平均株価は小幅に反落し、終値は前日比29円06銭安の3万6790円03銭だった、昼ごろ伝わった植田和男日銀総裁の発言が利上げ継続の思惑を誘って円相場が対ドルで上昇し、歩調を合わせた株売りがやや優勢になった


(この記事はネットニュースの記事で作りました)

13日のダウ平均株価の終値は前日比530ドル超の大幅下落
ナスダックは大幅下落
posted by june at 07:05| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海水を利用して発電!?日本で研究が進む「海洋温度差発電」とは

地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました


海水を利用して発電!?温度差を利用した「海洋温度差発電」とは

近年、太陽や風などを活かした再生可能エネルギーの実用化が進んでいるが、自然を活かした新たなエネルギーとして注目されているのが、海水の温度差を利用した「海洋温度差発電」である

最初にその原理を考え出したのは、フランスの物理学者ダルソンバールで、1881年のこと
その後、同じくフランスの化学者ジョルジュ・クロードが実際に発電できることを証明したが、発電コストで火力発電に負けてしまったことから、研究は中断されてしまう
しかし、1973年に起きた第一次石油ショックをきっかけに再び脚光を浴びると、日本でも実証実験が行なわれるようになった

では、海洋温度差発電では、どのようにして発電するのだろうか

まず、太陽によって温められた表層の海水を使い、沸点が低い代替フロンやアンモニアを蒸発させることで、タービンをまわして電気を得る
続いて、海底から引き上げた冷たい海洋深層水を使い、蒸発させた媒体を再び液化して循環させるのが、大まかなしくみだ

夏季の日中や晴天時に出力が高くなる傾向はあるものの、冬季の夜間や雨天時でも、24時間365日、ほぼ一定の出力で運転が可能であることから、現在、原子力発電や石炭火力発電などが担っている、ベース電源としての役割が期待されている

そして今、海洋温度差発電の研究で世界から注目を集めているのが、沖縄本島から約100キロメートル西方に位置する小さな離島、久米島だ
ここには海洋温度差発電の実証運転を行なう世界唯一の設備があり、今も電気をつくり続けている

著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

海水を利用して発電!?日本で研究が進む「海洋温度差発電」とは

近年、太陽や風などを活かした再生可能エネルギーの実用化が進んでいるが、自然を活かした新たなエネルギーとして注目されているのが、海水の温度差を利用した「海洋温度差発電」である
最初にその原理を考え出したのは、フランスの物理学者ダルソンバールで、1881年のこと
その後、同じくフランスの化学者ジョルジュ・クロードが実際に発電できることを証明したが、発電コストで火力発電に負けてしまったことから、研究は中断されてしまう
しかし、1973年に起きた第一次石油ショックをきっかけに再び脚光を浴びると、日本でも実証実験が行なわれるようになった

では、海洋温度差発電では、どのようにして発電するのだろうか
まず、太陽によって温められた表層の海水を使い、沸点が低い代替フロンやアンモニアを蒸発させることで、タービンをまわして電気を得る
続いて、海底から引き上げた冷たい海洋深層水を使い、蒸発させた媒体を再び液化して循環させるのが、大まかなしくみだ
夏季の日中や晴天時に出力が高くなる傾向はあるものの、冬季の夜間や雨天時でも、24時間365日、ほぼ一定の出力で運転が可能であることから、現在、原子力発電や石炭火力発電などが担っている、ベース電源としての役割が期待されている


そして今、海洋温度差発電の研究で世界から注目を集めているのが、沖縄・久米島
ここには海洋温度差発電の実証運転を行なう世界唯一の設備があり、今も電気をつくり続けている



人類なら知っておきたい 地球の雑学 (中経の文庫) 文庫

地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説
posted by june at 04:20| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする