2025年02月12日

「切り株の年輪を見れば方角がわかる」はウソ!?

地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました


「切り株の年輪を見れば方角がわかる」はウソだった!?

木の幹の内部にある「年輪」には、木が生きてきた歴史が刻まれている
年輪は、樹皮の下にある形成層という部分が、木の幹を内側に押し込みながら、外側に向かって成長していく過程でできる
その期間が1年に1回であることから、年輪を数えれば樹齢を知ることができるというわけだ

山や森に入って道に迷ってしまったとき、「切り株の年輪を見れば方角がわかる」とよくいわれる
樹木は日の当たる南側のほうががよく成長することから、年輪の幅が広いほうが南になる、という寸法だ
しかし、この説をうっかり信じてしまうと遭難する可能性があるので、注意しなければならない

確かに年輪の幅は一定ではなく、狭いところもあれば広いところもあり、広いほど成長がよかったことを表している
ただし、日の当たる方角の年輪だけが広くなるわけではない
立地条件によっても年輪の幅は変化するのだ

たとえば、斜面に生えている樹木の場合、幹が傾かないようバランスをとるため、年輪の幅に差が出ることがある
さらに、木の種類によっても、バランスのとり方が異なっている
針葉樹の場合、幹を斜面から出っ張らせ、樹木全体を押し上げるような形でバランスをとって成長しようとすることから、谷側の年輪の幅が広くなる
反対に広葉樹は、樹木全体を上に引っ張り上げるような形で、斜面に平行しながら成長しようとすることから、山側の幅が広くなるのだ

ちなみに、年輪ができるのは、日本のように季節の違いがはっきりしている地域の樹木にかぎられている
合板(ベニヤ板)に使われるラワンのように、熱帯に育つ樹木には年輪ができないという

著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

「切り株の年輪を見れば方角がわかる」はウソ!?

木の幹の内部にある「年輪」には、木が生きてきた歴史が刻まれている
年輪は、樹皮の下にある形成層という部分が、木の幹を内側に押し込みながら、外側に向かって成長していく過程でできる
その期間が1年に1回であることから、年輪を数えれば樹齢を知ることができるというわけだ

山や森に入って道に迷ってしまったとき、「切り株の年輪を見れば方角がわかる」とよくいわれる
樹木は日の当たる南側のほうががよく成長することから、年輪の幅が広いほうが南になる、という寸法だ
しかし、この説をうっかり信じてしまうと遭難する可能性があるので、注意しなければならない


確かに年輪の幅は一定ではなく、狭いところもあれば広いところもあり、広いほど成長がよかったことを表している
ただし、日の当たる方角の年輪だけが広くなるわけではない
立地条件によっても年輪の幅は変化するのだ

たとえば、斜面に生えている樹木の場合、幹が傾かないようバランスをとるため、年輪の幅に差が出ることがある
さらに、木の種類によっても、バランスのとり方が異なっている
針葉樹の場合、幹を斜面から出っ張らせ、樹木全体を押し上げるような形でバランスをとって成長しようとすることから、谷側の年輪の幅が広くなる
反対に広葉樹は、樹木全体を上に引っ張り上げるような形で、斜面に平行しながら成長しようとすることから、山側の幅が広くなるのだ


ちなみに、年輪ができるのは、日本のように季節の違いがはっきりしている地域の樹木にかぎられている
合板(ベニヤ板)に使われるラワンのように、熱帯に育つ樹木には年輪ができないという




人類なら知っておきたい 地球の雑学 (中経の文庫) 文庫

地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説
posted by june at 12:16| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY株は続伸

11日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、続伸し、終値は前日比123ドル24セント高の4万4593ドル65セント

ハイテク株中心のナスダックは70.41ポイント安の1万9643.86

S&P500は2.06ポイント高の6068.50



11日(日本時間)の日経平均株価は建国記念日でお休み


(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)
posted by june at 06:55| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【レーザーの理論的予想と開発】光は「仲良し」になりたがり?

「仲良し光」の大行進がレーザーだ!

量子力学の貢献の1つとして、レーザーの理論的予想と開発があります
理論的予想は1917年のアインシュタインの「光の理論」にはじまり、たくさんの人がかかわりました
その後の1960年、セオドア・メイマンが初めてつくったのが「ルビーレーザー」と呼ばれる、合成ルビーを光の製造元として使ったレーザーです

ふつうの電球から出てくる光は、出る方向も色もバラバラで出てきます
それに比べてレーザー光は1色で1直線に出てきます
茹でる前の乾燥そうめんはまっすぐ束になっていますが、茹でると柔らかくなり、先っぽがあちこちに向いています
レーザーとは、この茹でたあとのそうめんのようなバラバラの光をビシッと束ねる作業をする(実はすごい)装置なのです
そうして束になった〝そうめん光〟を1つの方向にズドーンッと出すわけです
また、レーザー光は強いだけではありません
きれいな波としての特徴も持っていて、波が何かによって乱されるのを観測することでさまざまな測定にも使えるのです

このようなレーザーの特長から金属の溶接や外科手術用のメス、自動運転用の速度や位置センサー、光ファイバーを通してインターネットの情報の運び屋としても使われています
スーパーマーケットなどでバーコードを読む機械も、きれいな波のレーザーを飛ばしてバーコードでガタガタにされたレーザー光を測ってバーコードの情報を読み出しているのです

レーザーは、量子力学特有の光の「仲良しになりたがり」の特徴(光の誘導放出)をうまく使った装置です
1つの光の粒をレーザーに入れると、たくさんの光がその真似をして出てくるような仕組みにできています
同じ色の光が大量コピーされて同じ方向に並んで出てくる「仲良し光」の大行進がレーザーなのです

電球光の特長

電球はレーザーと違って光に「真似する」仕組みが含まれていないため、色も方向もバラバラの光を出す

レーザー光の直進性、仲良し光の大行進

レーザー装置の箱に1粒の光を入れると、箱の中ではたくさんの光が製造される
それも、入れた1粒の光とまったく同じ色と方向で全部出てくる
仲良しの光がたくさんいっせいに出てくるのがレーザー光線である

電球なんかのふつうの光って向きも位相もそろっていないからバラバラに進んでいくし、色もさまざまなんだ
でも、レーザーは波長が単一だから色は1色だし、向きも1方向に進んでいくんだね
おもしろいのは光を1粒(光は波でもあるし、粒子でもある)レーザー装置に入れてあげるとたくさんの光が真似をして同じ方向に出てくるんだよ
だから、「仲良し光」って名付けたんだ

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 量子の話』著:久富隆佑、やまざき れきしゅう

(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)

「仲良し光」の大行進がレーザーだ!

・電球光の特長
電球はレーザーと違って光に「真似する」仕組みが含まれていないため、色も方向もバラバラの光を出す

・レーザー光の特長
レーザー光の直進性、仲良し光の大行進
レーザー装置の箱に1粒の光を入れると、箱の中ではたくさんの光が製造される
それも、入れた1粒の光とまったく同じ色と方向で全部出てくる
仲良しの光がたくさんいっせいに出てくるのがレーザー光線である

このようなレーザーの特長から金属の溶接や外科手術用のメス、自動運転用の速度や位置センサー、光ファイバーを通してインターネットの情報の運び屋としても使われています
スーパーマーケットなどでバーコードを読む機械も、きれいな波のレーザーを飛ばしてバーコードでガタガタにされたレーザー光を測ってバーコードの情報を読み出しているのです

レーザーは、量子力学特有の光の「仲良しになりたがり」の特徴(光の誘導放出)をうまく使った装置です




眠れなくなるほど面白い 図解 量子の話: 量子の世界を知らずして たぶん 未来は語れない。 単行本

物理の世界を一変させた量子(力学)論
相対性理論もかなり「ぶっとんだ」理論だが、量子(力学)論も「ぶっとんだ」凄い理論だ
この驚異の量子の世界を追う
posted by june at 04:29| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする