地球上で起きていること、どれだけ知っている?
この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」
そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません
※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました。
手術着が青緑なのはなぜ?人間の目と「色残像」について
手術するときの医師や看護師は、青緑色の手術着を着ている
診察するときは白衣だし、以前は手術のときも白い手術着を着ていたようだが、どうしてあの色に変わったのだろう
これには、聞いて納得の理由がある
色の残像を軽減させるためなのだ
ある色をずっと見ていると、その色が目に残り、視線をほかに移しても見えてしまうことがある
これが「色残像」である
手術中の医師や看護師は、血液や体内の臓器など赤い色を見続けている
しかも手術の部位は、すみずみまでよく見えるように強いライトで照らされているので、それが目に強く焼きつく
だがそこで、ふと視線を上げた場所が白い色だと、赤の補色である青緑色の点やシミが視野に現れる
これは、長時間赤い色を見ていたため、赤に対する網膜の感度が低下し、その代わり補色にあたる青緑色に対する感度が高くなるからである
補色とは、色相をスペクトルの順に丸く配列した色相環の中で向かい合う位置にある色で、いわば反対色である
白である場所に、意味のない青緑色が現れてチラチラすると、精密な作業を要する手術にとってはマイナス要因となる
万が一、手元が狂ったり集中できなかったりしては大変なので、チラつきをなくすために白ではなく青緑色の手術着を着るようになったのである
現在では、手術室の壁や床、ベッドカバーなどにも、青緑色を採用している病院が多いそうだ
著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』
(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)
診察するときは白衣なのに、病院の手術着が青緑色の理由
これについては、以前聞いたことがある
人間のある意味「錯覚」といえる「色残像」だ
ある色をずっと見ていると、その色が目に残り、視線をほかに移しても見えてしまうことがある
これが「色残像」である
手術中の医師や看護師は、血液や体内の臓器など赤い色を見続けている
しかも手術の部位は、すみずみまでよく見えるように強いライトで照らされているので、それが目に強く焼きつく
だがそこで、ふと視線を上げた場所が白い色だと、赤の補色である青緑色の点やシミが視野に現れる
これは、長時間赤い色を見ていたため、赤に対する網膜の感度が低下し、その代わり補色にあたる青緑色に対する感度が高くなるからである
補色とは、色相をスペクトルの順に丸く配列した色相環の中で向かい合う位置にある色で、いわば反対色である
白である場所に、意味のない青緑色が現れてチラチラすると、精密な作業を要する手術にとってはマイナス要因となる
万が一、手元が狂ったり集中できなかったりしては大変なので、チラつきをなくすために白ではなく青緑色の手術着を着るようになったのである
現在では、手術室の壁や床、ベッドカバーなどにも、青緑色を採用している病院が多いそうだ
人類なら知っておきたい 地球の雑学 (中経の文庫) 文庫
地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説
2024年12月24日
NY株は3営業日続伸、日経平均株価は7営業ぶりに反発
23日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、クリスマス休暇を控えて薄商いとなる中、3営業日続伸し、終値は前週末比66ドル95セント高の4万2906ドル95セント
ハイテク株中心のナスダックは193.11ポイント高の1万9765.71
S&P500は43.22ポイント高の5974.07
23日(日本時間)の日経平均株価は7営業日ぶりに反発し、終値は前週末比459円44銭高の3万9161円34銭
(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)
23日の日経平均株価の終値は前週末比450円超の大幅上昇
ハイテク株中心のナスダックは193.11ポイント高の1万9765.71
S&P500は43.22ポイント高の5974.07
23日(日本時間)の日経平均株価は7営業日ぶりに反発し、終値は前週末比459円44銭高の3万9161円34銭
(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)
23日の日経平均株価の終値は前週末比450円超の大幅上昇
お産で苦労するのは人間だけ?二足歩行と出産の意外な関係性
地球上で起きていること、どれだけ知っている?
この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」
そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません
※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました。
四本足で歩行する動物は安産!? 二足歩行と出産の意外な関係性とは・・・?
妊娠した女性は安産を祈って、十二支の戌(いぬ)の日に腹帯を巻く習慣があるし、イヌのマスコットを飾ったりする
これはイヌはお産が軽いので、それにあやかりたいという願いから生じたものだが、じつは、イヌにかぎらず四本足で歩行する動物は安産で、お産で苦労するのは人間だけなのだ
四足歩行する動物の子宮口は、肛門と尿道のあいだにあって後方を向き、下にかかる妊娠子宮の重さは、肋骨と腹筋で支えられている
一方、人間は二足歩行することになったので、尿道、子宮口、肛門が下向きになり、産道が曲がった。直立しているから、子宮内の胎児が落ちないようにしなくてはならない
そのため子宮口の組織は固く締まり、骨盤は子宮や内臓を支えるため大きく頑丈になった
だが、出産するときは固い子宮口を無理矢理開くことになるため、ひどい痛みが生じるし、頑丈な骨盤が邪魔になる
しかも胎児は90度曲がった姿勢で産道を出てくることになったうえ、人間は脳が発達したため、胎児の頭の大きさは骨盤の穴の大きさギリギリになっている。
難産を避けるため、女性の体も変化を遂げてきてはいる骨盤を上から見ると、男性のものはハート型だが、女性のものは長円形で産道の口径が大きくなっている
また、骨盤にある恥骨結合や仙腸関節は、出産の際にホルモンの作用によって緩み、産道が広がる
それでも、出産にともなう痛みは大変なもので、まさに命がけなのである
人間は二足歩行することによって両手を自由に使い、文明を発達させてきたのだが、そのぶん出産はハードになったのである
著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』
(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)
人間はお産に苦労する
人間のお産が大変だからこそ感動的ともいえる
しかし、イヌなどの四足歩行の動物はお産にあまり苦労しない
人間がお産で苦労するのは二足歩行へ進化したからともいえる
それは・・・
四足歩行する動物の子宮口は、肛門と尿道のあいだにあって後方を向き、下にかかる妊娠子宮の重さは、肋骨と腹筋で支えられている
一方、人間は二足歩行することになったので、尿道、子宮口、肛門が下向きになり、産道が曲がった。直立しているから、子宮内の胎児が落ちないようにしなくてはならない
そのため子宮口の組織は固く締まり、骨盤は子宮や内臓を支えるため大きく頑丈になった
だが、出産するときは固い子宮口を無理矢理開くことになるため、ひどい痛みが生じるし、頑丈な骨盤が邪魔になる
しかも胎児は90度曲がった姿勢で産道を出てくることになったうえ、人間は脳が発達したため、胎児の頭の大きさは骨盤の穴の大きさギリギリになっている。
難産を避けるため、女性の体も変化を遂げてきてはいる骨盤を上から見ると、男性のものはハート型だが、女性のものは長円形で産道の口径が大きくなっている
また、骨盤にある恥骨結合や仙腸関節は、出産の際にホルモンの作用によって緩み、産道が広がる
それでも、出産にともなう痛みは大変なもので、まさに命がけなのである
人間は二足歩行することによって両手を自由に使い、文明を発達させてきた
だが、そのぶん出産はハードになったのである
人類なら知っておきたい 地球の雑学 (中経の文庫) 文庫
地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説
この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」
そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません
※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました。
四本足で歩行する動物は安産!? 二足歩行と出産の意外な関係性とは・・・?
妊娠した女性は安産を祈って、十二支の戌(いぬ)の日に腹帯を巻く習慣があるし、イヌのマスコットを飾ったりする
これはイヌはお産が軽いので、それにあやかりたいという願いから生じたものだが、じつは、イヌにかぎらず四本足で歩行する動物は安産で、お産で苦労するのは人間だけなのだ
四足歩行する動物の子宮口は、肛門と尿道のあいだにあって後方を向き、下にかかる妊娠子宮の重さは、肋骨と腹筋で支えられている
一方、人間は二足歩行することになったので、尿道、子宮口、肛門が下向きになり、産道が曲がった。直立しているから、子宮内の胎児が落ちないようにしなくてはならない
そのため子宮口の組織は固く締まり、骨盤は子宮や内臓を支えるため大きく頑丈になった
だが、出産するときは固い子宮口を無理矢理開くことになるため、ひどい痛みが生じるし、頑丈な骨盤が邪魔になる
しかも胎児は90度曲がった姿勢で産道を出てくることになったうえ、人間は脳が発達したため、胎児の頭の大きさは骨盤の穴の大きさギリギリになっている。
難産を避けるため、女性の体も変化を遂げてきてはいる骨盤を上から見ると、男性のものはハート型だが、女性のものは長円形で産道の口径が大きくなっている
また、骨盤にある恥骨結合や仙腸関節は、出産の際にホルモンの作用によって緩み、産道が広がる
それでも、出産にともなう痛みは大変なもので、まさに命がけなのである
人間は二足歩行することによって両手を自由に使い、文明を発達させてきたのだが、そのぶん出産はハードになったのである
著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』
(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)
人間はお産に苦労する
人間のお産が大変だからこそ感動的ともいえる
しかし、イヌなどの四足歩行の動物はお産にあまり苦労しない
人間がお産で苦労するのは二足歩行へ進化したからともいえる
それは・・・
四足歩行する動物の子宮口は、肛門と尿道のあいだにあって後方を向き、下にかかる妊娠子宮の重さは、肋骨と腹筋で支えられている
一方、人間は二足歩行することになったので、尿道、子宮口、肛門が下向きになり、産道が曲がった。直立しているから、子宮内の胎児が落ちないようにしなくてはならない
そのため子宮口の組織は固く締まり、骨盤は子宮や内臓を支えるため大きく頑丈になった
だが、出産するときは固い子宮口を無理矢理開くことになるため、ひどい痛みが生じるし、頑丈な骨盤が邪魔になる
しかも胎児は90度曲がった姿勢で産道を出てくることになったうえ、人間は脳が発達したため、胎児の頭の大きさは骨盤の穴の大きさギリギリになっている。
難産を避けるため、女性の体も変化を遂げてきてはいる骨盤を上から見ると、男性のものはハート型だが、女性のものは長円形で産道の口径が大きくなっている
また、骨盤にある恥骨結合や仙腸関節は、出産の際にホルモンの作用によって緩み、産道が広がる
それでも、出産にともなう痛みは大変なもので、まさに命がけなのである
人間は二足歩行することによって両手を自由に使い、文明を発達させてきた
だが、そのぶん出産はハードになったのである
人類なら知っておきたい 地球の雑学 (中経の文庫) 文庫
地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説