2024年12月23日

競馬、第69回有馬記念はレガレイラが優勝

22日に競馬の第69回有馬記念(G1、中山芝2500メートル)が行われ、5番人気の戸崎圭太騎手騎乗のレガレイラが優勝

2着はハナ差で10番人気のシャフリヤール、3着はさらに1馬身1/2差で2番人気のダノンデサイル

(この記事は、JRAのホームページの記事で作りました)

勝ったレガレイラは3歳牝馬で史上2頭目の有馬記念制覇

2歳時にG1・ホープフルステークスを勝ち、3歳の今年は牡馬と混じり、皐月賞6着、日本ダービー5着、秋は牝馬戦線でローズステークス5着、エリザベス女王杯5着で今回の有馬記念制覇
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2024年12月22日

「脚のないトカゲ」も存在するが、学問上「ヘビとトカゲの違い」は

来年、2025年は巳年だ
しかし、ヘビには申し訳ないが、人間社会では一般的にヘビは嫌われ者であるしかし、生態や人間社会・文化とヘビの関係を知れば、決して悪い奴らではないと分かるに違いない
日本で唯一のヘビの動物園であり、ヘビの生態・毒についての研究機関でもある「ジャパン・スネークセンター」(群馬県太田市藪塚)の研究員たちが得意分野を分担して書いた話題の新刊『ヘビ学 毒・鱗・脱皮・動きの研究』(小学館新書)より、「ヘビとトカゲの違い」について解説する

日本は「キラリと光るヘビ小国」

ヘビ類は毎年のように新種が発見され、全世界で確認されているヘビは4100種ほど
そのなかで日本に生息するのはわずか43種である

分類ごとに見ていくと、ナミヘビ科(19種)、コブラ科(12種)、クサリヘビ科(7種)に、メクラヘビ科(1種)、セダカヘビ科(1種)、タカチホヘビ科(3種)を加えた6科のヘビが生息する
世界には20科以上いるので科数においても日本は“ヘビ小国”だが、その一方でコブラ科に属するウミヘビ類を除けば、大半が日本の固有種である

日本に生息していなかった種が、海外から入ってきて定着した生物は「国外外来種」と呼ばれる
日本における国外外来種は、ユーラシア大陸や台湾が原産地で、沖縄に移入・定着したタイワンハブとタイワンスジオのみだ

日本は国土の割には多くの固有種が生息している
本土が温帯に、南西諸島が亜熱帯に属していること、日本列島が大陸から切り離されて島国となった後に、種の分化が進んだことが固有種の増加に寄与したと思われる
日本は数のうえでは“小国”ながら、独自の進化を遂げた“ヘビ独立国”なのである

現在は日本固有種として扱われているものの、かつては大陸産と同種とされていたヘビもいる
そのため古い図鑑ではヤマカガシやニホンマムシは日本の固有種とされていないことがある
また、対馬(長崎県)固有のツシママムシは、別種と判別されるまではニホンマムシにまとめられていた時代がある

このように、日本国内においても種数は増加傾向にある。遺伝的な研究が進めば、外見では区別できない違いから新種と認められるヘビも現われよう

ヘビとトカゲは何が違うのか?
ヘビという生き物を解説するにあたり何から始めればいいかは悩みどころだが、まずは「ヘビの定義」から説明することにしたい
そのためには、同じ爬虫類でヘビに近いとされるトカゲとの違いがわかりやすい

「トカゲには脚があって、ヘビにはない」──爬虫類に特別な思い入れがない方々(つまり大半の人々)は、そのように認識しているだろう
しかし脚の有無だけでは両者の違いを正確に説明しきれない
なぜなら「脚のないトカゲ」も存在するからだ
その名も「アシナシトカゲ」
四肢が存在しないが、有鱗目トカゲ亜目のアシナシトカゲ科に分類される、れっきとしたトカゲの一種なのである。

ヘビとトカゲの違いを説明するには、ヘビの「眼」「耳」「顎」の特徴について理解しておく必要がある

ヘビの眼には「瞼(まぶた)」がなく、目を閉じることができない。代わりに「アイキャップ」と呼ばれる眼球を保護する膜があり、眼球の乾燥も防ぐことができる
ヘビの抜け殻(脱皮後の皮膚)にはアイキャップが固い鱗としてもしっかり残る
ちなみにトカゲを含む爬虫類も脱皮するが、ヘビのように体全体が丸ごと脱げない
部位ごとに分割されるか、バラバラに脱げるかのどちらかである

ただし、瞼の有無もヘビとトカゲの違いを説明するには不十分だ
トカゲの一種である「ヤモリ下目(かもく)」はヘビ同様にアイキャップを持つからである

続いて「耳の違い」についてだが、ごく簡単に説明すれば「ヘビには耳がない」という特徴がある
耳たぶはもちろん、耳孔(耳の穴)もない
一方のトカゲは、基本的に「耳孔」を有する。つまり「耳があるのがトカゲ」で、「持たないのがヘビ」ということだ
しかしながら、こちらもヘビとトカゲを区分する特徴のひとつに過ぎない

ここまでに説明した「脚」「眼」「耳」の違いは、ヘビとトカゲの外見的な特徴なので、スネークセンターを訪れた方々にも解説する内容だが、分類するうえでの重要な違いは体の“内側”にある

 それはヘビが獲物を捕らえる際の最強の武器となる「顎」で、その骨格は非常に特徴的である。ヘビが自身より大きな獲物を丸呑みにする様子は、自然番組や生物の授業などで見たことがある方もいるだろうが、それを可能にするのが下顎の骨の構造である。

自然番組での丸呑みシーンでは「顎を外して獲物を呑み込む」と説明されがちだが、それは半分正しく、半分間違いである
ヘビ類は下顎の骨が左右で独立しているので、右と左を別々に動かすことすら可能なのだ(先端が軟組織の靱帯でつながっているので、可動域に制限はあるが)

下顎のように左右の骨の間が広がることはほとんどできないが、実は上顎も左右が分かれていて別々に動かすことができる
さらにトカゲの上下の顎骨が1ヶ所の関節でつながっているのに対し、ヘビの上顎は下顎と直接つながっておらず、頭骨の後端に鱗状骨(りんじょうこつ)、方骨(ほうこつ)がつながり、そこに下顎がつながっているため関節が多く、上下にもかなり広げることができる

このようにヘビとトカゲの区別は、一つの明確な外見的な違いでは説明できない
いくつかの要素を重ね合わせることで明確になる

なお、厳密には「ヘビには脚がない」というわけではない
機能としての脚を失っているものの、一部のヘビには構造上の脚は小さいながら存在している
前脚は外見で判別できないが、後脚の名残は「蹴爪(けづめ)」という器官として視認できる種も存在する
読者を混乱させるばかりの“蛇足”の情報ではあるのだが・・・


※ジャパン・スネークセンター『ヘビ学 毒・鱗・脱皮・動きの秘密』を元に一部抜粋して再構成

ジャパン・スネークセンター/一般財団法人「日本蛇族学術研究所」が運営するヘビ専門の動物園・研究施設として1965年に開園(群馬県太田市)
毒蛇咬傷の疫学調査や抗毒素(血清)の製造・研究を行なう一方、国内外の貴重なヘビを飼育・展示する
咬まれた際の対処を案内する「毒ヘビ110番」の活動のほか、ヘビの咬傷や逸走(脱走)の際に捜査機関に協力することもある
同センターによる話題の新刊『ヘビ学 毒・鱗・脱皮・動きの秘密』(小学館新書)は4人の研究員(堺淳、森口一、高木優、吉村憲)がそれぞれの得意分野を分担して執筆

(この記事は、マネーポストWEBの記事で作りました)

ヘビとトカゲの違いは「脚」「瞼」「耳」「顎」だ

なお、厳密には「ヘビには脚がない」というわけではない
機能としての脚を失っているものの、一部のヘビには構造上の脚は小さいながら存在している
前脚は外見で判別できないが、後脚の名残は「蹴爪(けづめ)」という器官として視認できる種も存在する
読者を混乱させるばかりの“蛇足”の情報ではあるのだが・・・




ヘビ学: 毒・鱗・脱皮・動きの秘密 (小学館新書 481) 新書

ヘビは2025年の干支だ
ヘビは日本神話や昔話にも登場するが意外と知らないことが多い
ヘビの謎、秘密、不思議などに迫る
posted by june at 13:30| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最初の人類の祖先は「”頭蓋骨”を割って指で器用に”脳みそ”をすくって食べていた」!?

人種差別、経済格差、ジェンダーの不平等、不適切な発言への社会的制裁・・・

世界ではいま、モラルに関する論争が過熱している
「遠い国のかわいそうな人たち」には限りなく優しいのに、ちょっと目立つ身近な他者は徹底的に叩き、モラルに反する著名人を厳しく罰する私たち

この分断が進む世界で、私たちはどのように「正しさ」と向き合うべきか?

オランダ・ユトレヒト大学准教授であるハンノ・ザウアーが、歴史、進化生物学、統計学などのエビデンスを交えながら「善と悪」の本質をあぶりだす話題作『MORAL 善悪と道徳の人類史』(長谷川圭訳)が、日本でも刊行される
同書より、内容を一部抜粋・再編集してお届けする

長谷川圭
高知大学卒業
ドイツ・イエナ大学修士課程修了(ドイツ語・英語の文法理論を専攻)
同大学講師を経て、翻訳家および日本語教師として独立
訳書に『10%起業』『邪悪に堕ちたGAFA』(以上、日経BP)、『GEのリーダーシップ』(光文社)、『ポール・ゲティの大富豪になる方法』(パンローリング)、『ラディカル・プロダクト・シンキング』(翔泳社)などがある

最初の人類の身体的特徴

ほかの類人猿から進化した直後の最初の人類の祖先は、現代の人間とは顔も姿もまったく異なる別種の動物だった
身長は1メートルをわずかに超える程度
霊長類に特徴的な長い腕、前に突出した口、大きく開いた鼻孔をもち、全身は黒茶色の毛で覆われていた

つまり、この時期の原人は現代の人間よりもはるかにサルに近い姿をしていた
文化あるいは知性の最初の兆しが見られたのは、ずっとのちになってからだ
タンザニアのオルドバイ峡谷で見つかった原始的な石器は、せいぜい250万年前のものに過ぎない

原人の食生活

そのころもすでに暖かかったが、おもに海抜1000メートルを超える高所で生活していたため、暑くはなかった

まばらに木々が茂る開けた草原で、人類は小さな集団を形成し、昼間に地面を掘って植物の根や球根、苦い新芽やゴツゴツした根茎、木の実やシロアリを探していた
運がよければ、ハイエナやライオン―当時はハンターとして人間よりもはるかに優秀だった―の食べ残した肉が見つかることもあっただろう
そうした死骸の乾燥した肉片がタンパク源だった
骨髄や脳もそうで、頭蓋骨を割って指で器用に脳みそをすくって食べていた

200万年前、更新世が始まる
人類の進化にとって、極めて重要な時代の幕開けだ
奇妙な見た目の巨大動物が地表を支配した
マンモス、ケブカサイ、サーベルタイガー、あるいは巨大なアルマジロ(グリプトドン)が地上を闊歩していた

どの種も絶滅したが、その責任は人類にもある

(この記事は、現代ビジネスの記事で作りました)

最初の人類の祖先は、ヒトというよりサルに近かった

生活や暮らしぶり、食生活もサルに近かったようだ

当時は人類が環境を激変させたり、他の種を滅ばすようになるとは思わなかっただろう

それどころか戦争などで同じ種の人類を殺戮している

人類は恐ろしい動物





MORAL 善悪と道徳の人類史 単行本

人類は善と悪、道徳とどのように向き合ってきたか
善悪の価値観は時代とともに変わることも
モラル論争の過熱のそのモラルを考える
posted by june at 04:08| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月21日

関節が「ポキポキ」と鳴る原因は?ほどほどにしておいたほうがいい理由

地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました


関節がポキポキ鳴るのは、骨の音ではなかったらしい

映画やドラマでは、ケンカの前に指や腕の関節をポキポキ鳴らして相手を威嚇(いかく)するシーンがよくある
ふだんの生活でも、退屈したときに指を引っ張ったり、急に屈伸運動したりすると関節が鳴ることがある
ポキポキというあの音は、どうして鳴るのだろう

ポキポキという音は、ずばり「気体が弾ける音」である

関節のつなぎ目は滑液(かつえき)という液体で満たされ、関節包でくるまれている
滑液は卵白状の粘性のある液体で、タンパク質やヒアルロン酸を含み、関節の摩擦を最小限に抑え、スムーズな動きができる役目を担っている

指を引っ張ったり、急に関節を曲げたりすると、関節のつなぎ目は引き離されるが、滑液の量はそのままなので関節包内の圧力が一気に下がるすると滑液の中には、二酸化炭素などのガスが生じて気泡ができる
液体には、密封された状態で圧力が下がると、中から気体が発生するという性質があるのだ
そして、さらに関節が引き離されると、この気泡が一気に移動して弾けてつぶれてポキポキと音が鳴る

一度鳴らした関節を、続けて何度も鳴らせないのは、ガスがまた滑液に溶けるまで数10分かかるためである

面白がって関節を鳴らしていたら、「体に悪いからやめなさい」と叱られたことがないだろうか
体に害があるかどうか実証されたことはないが、気泡が弾ける瞬間は、小さな面積に1トン以上ものの力が働くといわれるので、関節の組織を損なう可能性もある
やはり、ほどほどにしておいたほうがよさそうだ

著=雑学総研/『人類なら知っておきたい 地球の雑学』

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

ポキポキという音は、ずばり「気体が弾ける音」である

関節のつなぎ目は滑液(かつえき)という液体で満たされ、関節包でくるまれている
滑液は卵白状の粘性のある液体で、タンパク質やヒアルロン酸を含み、関節の摩擦を最小限に抑え、スムーズな動きができる役目を担っている

指を引っ張ったり、急に関節を曲げたりすると、関節のつなぎ目は引き離されるが、滑液の量はそのままなので関節包内の圧力が一気に下がるすると滑液の中には、二酸化炭素などのガスが生じて気泡ができる
液体には、密封された状態で圧力が下がると、中から気体が発生するという性質があるのだ
そして、さらに関節が引き離されると、この気泡が一気に移動して弾けてつぶれてポキポキと音が鳴る

一度鳴らした関節を、続けて何度も鳴らせないのは、ガスがまた滑液に溶けるまで数10分かかるためである

ポキポキとやたらに鳴らすのはやめたほうがいいかも・・・

体に害があるかどうか実証されたことはないが、気泡が弾ける瞬間は、小さな面積に1トン以上ものの力が働くといわれるので、関節の組織を損なう可能性もある
やはり、ほどほどにしておいたほうがよさそうだ



人類なら知っておきたい 地球の雑学 (中経の文庫) 文庫

地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説
posted by june at 12:15| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY株は大幅続伸、日経平均株価は6営業日続落

20日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、続伸し、終値は前日比498ドル02セント高の4万2840ドル26セント

ハイテク株中心のナスダックは199.83ポイント高の1万9572.60

S&P500は63.77ポイント高の5930.85




20日(日本時間)の日経平均株価は6営業日続落し、終値は前日比111円68銭安の3万8701円90銭


(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)

20日のダウ平均株価の終値は前日比490ドル超の大幅上昇

posted by june at 07:00| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする