2024年11月28日

「腸は第2の脳」と言われるほど実はものすごく大事な臓器である理由とは?

脳と腸は連動している特殊な関係

腸は唾液や胃で分解できなかった脂肪を分解し、小腸の内側にある絨毛と呼ばれるヒダから栄養素を体内に取り込んで大腸で水分を吸収し、有害な物質とともに便として排泄する器官です

腸には脳に次いで多くの神経細胞が存在するといわれ、「腸管神経系」と呼ばれる独自の神経系を持っているだけでなく、これによって脳からの指令がなくても独立して機能できることから「第2の脳」とも呼ばれています

しかし、脳との関係も密接で、脳でストレスを感じるとお腹が痛くなったり、反対に腸の不調が不眠や不安、うつを招くなどの「脳腸相関」がみられます

また、幸せホルモンといわれる神経伝達物質「セロトニン」は約90%が腸内でつくられており、感情も腸内環境で決まるといっても過言ではありません
腸内には体内の免疫細胞の約60%が存在するなど、いちばんの免疫器官でもあります

とくに腸内には数100種類、約100兆個もの細菌がいるといわれ、同じ種類ごとにかたまりとなって「腸内細菌叢」を形成しています
これらは「腸内フローラ(お花畑)」とも呼ばれています

腸内細菌は、その働きによってわかりやすく「善玉菌」と「悪玉菌」、そしてどちらにも働く「日和見菌」の3タイプに分けられることがあります

菌のバランスは、年齢や食生活、体調などのさまざまな要因によって日々変化しますが、健康な人であれば善玉菌20%、悪玉菌10%、「日和見菌」70%の割合となっています
しかし、善玉菌として有名なビフィズス菌などは、60歳を過ぎる頃から急激に減少し、加齢とともに腸内環境が悪化します

腸内バランスが崩れると、便秘や下痢、アレルギー、慢性的な体の不調など、さまざまな悪影響が出てくるため、積極的に腸内フローラを整えることが大切です

出典:『図解 人体の不思議』監修/荻野剛志

(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)

最近、「腸内フローラ」という言葉をよく聞きますし、「腸内環境を整える」ことが重要といわれます

腸は重要で注目の内臓です

腸には脳に次いで多くの神経細胞が存在するといわれ、「腸管神経系」と呼ばれる独自の神経系を持っているだけでなく、これによって脳からの指令がなくても独立して機能できることから「第2の脳」とも呼ばれています

しかし、脳との関係も密接で、脳でストレスを感じるとお腹が痛くなったり、反対に腸の不調が不眠や不安、うつを招くなどの「脳腸相関」がみられます

また、幸せホルモンといわれる神経伝達物質「セロトニン」は約90%が腸内でつくられており、感情も腸内環境で決まるといっても過言ではありません
腸内には体内の免疫細胞の約60%が存在するなど、いちばんの免疫器官でもあります

老化も腸内環境を悪化させます

腸内バランスが崩れると、便秘や下痢、アレルギー、慢性的な体の不調など、さまざまな悪影響が出てくるため、積極的に腸内フローラ・腸内環境を整えることが大切です





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人体の不思議について図解で分かりやすく解説
posted by june at 12:13| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY株は6営業日ぶりに反落、日経平均株価は大幅続落

27日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、6営業日ぶりに反落し、終値は前日比138ドル25セント安の4万4722ドル06セント

ハイテク株中心のナスダックは115.10ポイント安の1万9060.48

S&P500は22.89ポイント安の5998.74



27日(日本時間)の日経平均株価は続落し、終値は前日比307円03銭安の3万8134円97銭


トランプ次期米大統領による輸入関税引き上げへの警戒感や外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れたことを背景に、半導体関連の一角や自動車株が売りに押された
株価指数先物の主導で日経平均は後場に450円ほど下げ、3万8000円を割る場面もあった


(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)

27日の日経平均株価の終値は前日比300円超の大幅下落
posted by june at 07:03| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フグの猛毒は食物連鎖が関係している?フグが自分の毒で死なないわけ

地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました


フグが自分の毒で死なない理由

フグには猛毒がある
これは、どんなに加熱しようが消えないテトロドトキシン(TTK)という神経毒で、人間が中毒を起こすと神経の伝達が遮断されて筋肉がマヒし、まず口や舌、指先がしびれ、やがて肺を動かす横隔膜まで動かなくなって呼吸困難となり、死に至ることもある

その致死量はわずか1~2ミリグラム
だが、フグはこれほどの毒を体内に持ちながら、なぜ自分の毒で死なないのだろう

テトロドトキシンは、細胞の表面にあるナトリウム・チャネルというタンパク質に強く結びつくことで毒として作用する
しかし、フグはそのナトリウム・チャネルのアミノ酸が変化する構造が普通の生き物とは違っていて、そのためテトロドトキシンが結合できない耐性があるのだ

フグの体にはほかにも、肝臓の中でテトロドトキシンを排出したり、血漿 (けっしょう)中のタンパク質がテトロドトキシンと結合して血中のテトロドトキシン濃度を減少させたりする機能があり、中毒を起こさないのである

フグはこの毒を自分でつくっているわけではない
テトロドトキシンは、有毒プランクトンなどの海洋微生物がごく微量ながらつくり出しており、それを食べた貝やヒトデの体に蓄積される
そして、それをさらにフグが食べ、食物連鎖で濃縮された結果、肝臓や卵巣、内臓などに蓄えられているのだ

フグ以外にもテトロドトキシンを持つ生物は、進化する過程でナトリウム・チャネルに耐性型の変異を持ち、中毒を起こさなくなったと考えられる

人工のエサだけを与えて育て、毒のないフグをつくる試みも行なわれている
こうして育ったフグは、普通ならもっとも毒が多い肝臓の部分まで食べられるそうで、安全性が確認されれば、気軽にフグを食べられる日がやって来るかもしれない

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

フグは肝臓などの内臓に猛毒がある

テトロドトキシンという毒でたしか青酸カリの13倍とか

しかし、フグはなぜ自分の猛毒で死なないのか

テトロドトキシンは、細胞の表面にあるナトリウム・チャネルというタンパク質に強く結びつくことで毒として作用する
しかし、フグはそのナトリウム・チャネルのアミノ酸が変化する構造が普通の生き物とは違っていて、そのためテトロドトキシンが結合できない耐性があるのだ

フグの体にはほかにも、肝臓の中でテトロドトキシンを排出したり、血漿 (けっしょう)中のタンパク質がテトロドトキシンと結合して血中のテトロドトキシン濃度を減少させたりする機能があり、中毒を起こさないのである

さらにいえば、フグは生まれつき毒を持っているわけではないし、作っていない

テトロドトキシンは、有毒プランクトンなどの海洋微生物がごく微量ながらつくり出しており、それを食べた貝やヒトデの体に蓄積される
そして、それをさらにフグが食べ、食物連鎖で濃縮された結果、肝臓や卵巣、内臓などに蓄えられているのだ

自分で毒を持ったわけではない




人類なら知っておきたい 地球の雑学 (中経の文庫) 文庫

地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説
posted by june at 04:31| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする