2024年11月09日

オセアニア地域で、「羊ビジネス」が生まれた理由とは?

乾燥地帯が高級ウール用の羊に最適

オセアニア地域は羊毛(ウール)生産地として有名で、オーストラリア、ニュージーランドともに羊の飼育が盛んに行われています
近年は中国、インドの躍進が著しいものの、依然として世界で指折りの羊毛供給地域です
両国の2022年の羊の飼育頭数はそれぞれ7000万頭、2500万頭を超えています
オーストラリアは人口2660万人(2024年)、ニュージーランドは512万人(2021年)で、人間より羊のほうが多いのです

このうちオーストラリアは、飼育頭数が世界3位、羊毛生産量が中国に次ぐ2位、羊毛輸出量が1位と堂々たる成績
特筆すべきは、ライバルである中国を最大の輸出相手としていることでしょう
そんな羊大国のオーストラリアも、ニュージーランドも、昔から羊がいたわけではありません
イギリスの植民地だったころ、本国へ羊毛や羊肉を供給するために飼われるようになったという歴史があるのです

オーストラリアの国土の大半は乾燥地帯ですが、その半分近くを牧場や牧草地として利用しています
乾燥地帯では牧草の生育はよくありませんが、ウール用の羊のうちでも最も優れたメリノ種の生産には適しています
そのため、オーストラリアは高級メリノウールの代表的な産地となっています

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 地理と経済の話』

(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)

オセアニア地域は羊毛(ウール)生産地として有名で、オーストラリア、ニュージーランドともに羊の飼育が盛んに行われています

両国は人口より羊の数が多いほど

しかし、そんな羊大国のオーストラリアも、ニュージーランドも、昔から羊がいたわけではありません
イギリスの植民地だったころ、本国へ羊毛や羊肉を供給するために飼われるようになったという歴史があるのです

オーストラリアの国土の大半は乾燥地帯ですが、その半分近くを牧場や牧草地として利用しています
乾燥地帯では牧草の生育はよくありませんが、ウール用の羊のうちでも最も優れたメリノ種の生産には適しています
そのため、オーストラリアは高級メリノウールの代表的な産地となっています



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posted by june at 12:15| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY株・日経平均株価ともに反発

8日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、反発し、終値は前日比259ドル65セント高の4万3988ドル99セントで史上最高値を2日ぶりに更新

ハイテク株中心のナスダックは17.32ポイント高の1万9286.78で3日連続で最高値を更新、トランプ氏の選挙活動を積極的に支援したイーロン・マスク氏が率いる電気自動車大手テスラが8%高と急騰した

S&P500は22.44ポイント高の5995.54



8日(日本時間)の日経平均株価は反発し、終値は前日比118円96銭高の3万9500円37銭


(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)
posted by june at 07:45| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本各地に伝わる『火の玉妖怪』の伝承

「火」は、人類の歴史において欠かせない要素であり、火無くして文明は生まれなかったと断言できるほどに重要なものである

しかし火は、一歩間違えれば全てを焼き尽くす恐ろしいものでもある

その恐ろしさは神話や伝承においても語り継がれており、地獄の業火、火災を引き起こす怪火、火を吐く大怪獣など、様々な「火」にまつわる怪異の伝承が世に伝わっている

だが中には、まるで熱量を持たないかのような、「触っても熱くない火の玉の妖怪」も存在する
こうした妖怪は熱を持たないが、呪い・祟りといった霊的な力で人に害を及ぼすことがあり、決して油断してはならない

今回はそんな「熱くないけどヤバイ火の玉妖怪」の伝承をいくつか解説しよう

1.海月の火の玉

海月の火の玉(くらげのひのたま)とは、江戸時代の俳人・堀麦水が、加賀・越中・能登(現在の石川県や富山県)に伝わる奇怪な話を集めた短編集、『三州奇談』において言及されている妖怪である

元文の時代、とある侍が、夜中に全昌寺という寺の裏手を散歩していたそうだ
そこへ、どこからともなく生温かい風がふいてきたかと思えば、その風に乗って奇妙な火の玉が飛んできたという

侍がとりあえずその火の玉を斬ってみたところ、なんと二つに割れた火の玉が、侍の顔にベッタリと貼りついてきたというから堪らない
その感触はまるで糊や松脂のようであり、驚いて目を開けてみると、周囲が赤く透き通って見えたという

次の日、侍がこの恐ろしい体験を村の老人に話してみたところ、「それは海月(クラゲ)が風に乗って彷徨っていたのだ」と言われたそうだ

とはいえ、クラゲが風で空を飛ぶなどあり得るだろうか
謎は深まるばかりである

2.けち火

けち火(けちび)は、高知県などに伝わる怪火である

「けち」とは、古い言葉で人魂を指すといわれ、「けち火」はすなわち幽霊が炎に化けたものだとされる

高知県香美市には、次のような伝承がある

(意訳・要約)

これは明治初期の話である。
芳やんという男がベロベロに酔っぱらって夜道を歩いていると、川の側に何やら怪しい火が落ちているのを見つけた。
興味本位で近づいてみたところ、不思議なことに火はコロコロと転がって距離をとるではないか。

「なるほど。こいつが噂に聞くけち火だな」

と、好奇心旺盛な芳やんは、怪火を追いかけ始めた。
けち火と芳やんの追いかけっこはしばらく続いたが、やがて、けち火は近くにあった民家に入り込んでしまった。

「おっと、ここは源やんの家だぞ」

その家は、知り合いの源やんという男の家だったのだ。
とりあえず聞き耳を立ててみると、何やら慌てた様子で源やんとその妻が話し合っていた。

「お前さん。うなされていたようじゃが、どうなされた?」
「恐ろしい夢を見た。芳やんが凄い勢いで追いかけてくる夢じゃ」

「なるほど。けち火の正体は、源やんが寝ている間に抜け出た魂だったのか」

と、芳やんは理解したが、なんだか怖くなってきたので、そのまま家に帰ったという。

知らず知らずの内に魂が抜け出るとは、なんとも気味が悪いものだ

他にも高知県高岡郡には、けち火を生け捕りにしようとした男の伝承がある

しかし、男は原因不明の病に冒され死んでしまったそうなので、もしけち火を見かけても近づかない方が懸命(賢明?)であろう

3.化け火

化け火(ばけび)は、近江国(現在の滋賀県)に伝わる妖怪である

昌東舎真風という人物が執筆した江戸時代の書物『周遊奇談』などで言及をされている

化け火はきまって、曇りか小雨の夜に現れるという
湖の岸から出現した化け火は、山の方へ移動しながら少しづつ巨大化していき、最終的には3尺(約0.9m)ほどまで膨れ上がる

その姿は不定形であり、時に人間の姿になったり、ある時は二人の屈強な男が相撲を取っているような姿にもなったという

人々はこの怪火を恐れたが、とある力自慢の男がこの妖怪の正体を暴いてやろうと、夜中に田んぼで化け火がやってくるのを待ち構えていたそうだ

しばらくすると化け火が現れたので、男は勢いよく飛びかかった
しかし、化け火の体に触れた瞬間、男の体は宙を浮き、あっという間に10mほど投げ飛ばされてしまった

幸いにも稲穂がクッションとなり男は一命をとりとめたが、この話を聞いた人々はますます化け火を恐れるようになり、誰一人として話題に挙げることすらなくなってしまったとされる

4.金玉(かねだま)

金玉(かねだま)とは、日本各地に伝わる輝く丸い火の玉である

この玉を手にした者には、金運が舞い込むとされる

静岡県沼津市の伝承によると、夜道を歩いている人間の元へ金玉が転がってくることがあったという
この金玉を家の床の間に飾ることで、大金持ちになれると信じられていた

金玉は赤く発光しながら激しく動き回っているので、腰巻などを被せてから取れば良いとされる

ただし、持ち帰った金玉は丁重に扱わなければならず、壊したり穴を空けるなどの加工は厳禁とされている

もし、うっかり金玉を傷つけてしまえば、家系はそこで絶えてしまうとのことだ

参考 : 『日本昔話データベース』『怪異・妖怪伝承データベース』他
文 / 草の実堂編集部

(この記事は、草の実堂の記事で作りました)

ヒトが繁栄・発展したのは「火」のおかげかも・・・

ヒト以外の動物は火を恐れる

しかし、ヒトは火を扱うように・・・

これが文明・文化、さらには科学の発展につながった

ある意味ヒトは火を「支配」したはずだった・・・

しかし火の力は強大で、一歩間違えれば大きな被害・損害などをもたらす恐ろしいものだ

これらの恐れ、畏敬、ある意味神聖さもあり、日本各地に「火の玉妖怪」伝承となったのだろう





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posted by june at 05:44| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする