2024年10月28日

年間消費量の100年分の埋蔵量が日本に「メタンハイドレート」とは?

廃棄されたスマホや家電は実は宝の山

近年よく耳にする、レアメタルやレアアースという言葉
レアメタルは特定の鉱物を指すのではなく、レア(希少)な金属という意味で、計31種類あります
レアアースは、そのうちの17種類ある元素(希土類)の総称です

レアメタルは、半導体や特殊合金として用いられる先端産業にはなくてはならないものです
ところが、希少性の高さから需要が供給量を上回るのが常
そこに生産国との外交関係の悪化や紛争、生産地の政情不安などが生じれば、たちまち供給がとだえるリスクを抱えています
実際過去に日中関係が悪化し、レアアースの世界的な供給国である中国が対日禁輸措置を講じたケースもありました
同じことがくり返されないよう、日本は中国への依存度を引き下げると同時に備蓄も進めていますが、なかなか思うようにいかないのが実状です

そんななか注目されつつあるのが、スマホやPC、家電などの廃棄物に含まれるレアメタルです
いわゆる「都市鉱山」と呼ばれるもので、日本におけるその蓄蔵量は金で6800t、銀で6万tといわれています
世界全体の埋蔵量と比較すると金が約16%、銀が約22%で、まさに宝の山といっていいでしょう
こうした眠れる資源をムダにしないよう、リサイクル推進の動きが高まっています

廃棄物をリサイクルして有効利用

・スマホやPC、デジタルカメラなどの小型家電には、さまざまなレアメタルが使用されている
それが回収されずに廃棄されている現実を指して「都市鉱山」という
循環型社会実現のためにも、これら廃棄物のリサイクルが重要だ

眠れる海洋資源メタンハイドレート

・メタンハイドレートはメタン(天然ガス)と水が結合した物質のことで、氷状のため「燃える氷」とも呼ばれている
領海と排他的経済水域を合わせた面積が世界第6位の日本の海底には、年間消費量の100年分の埋蔵量があると考えられている
ただ、採掘コストがかかるほか、安定生産するための技術も確立されておらず、まだまだ実用化にはほど遠い。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 地理と経済の話』

(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)

日本は資源の乏しい国とされるが、「眠れる資源大国」だ

廃棄されたスマホ、PC、家電などから金、銀やレアメタル、レアメタルが取れる

これらは循環型社会実現やSDGsの観点からも注目だ

領海と排他的経済水域を合わせた面積が世界第6位の日本の海底には、年間消費量の100年分の埋蔵量があると考えられている海洋資源のメタンハイドレートも注目されている
ただ、採掘コストがかかるほか、安定生産するための技術も確立されておらず、まだまだ実用化にはほど遠い。

現状は厳しいが、日本を救う可能性はある

今後に期待だ




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地理は政治だけでなく経済にも関わってきます
地理から経済が見えてきます
posted by june at 13:10| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

長いものは数億キロにも!「彗星」が長い尾を引いて輝く理由

地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました


長いものは数億キ!? 「彗星」が尾を引いている理由

長い尾を引いて輝く彗星は、日本ではその形が掃除に使う「竹ぼうき」に似ていることから「ほうき星」とも呼ばれる
その正体は、直径数キロメートルの「核」と呼ばれる氷と岩のかたまりだ
氷の表面に、岩が砂のようについている様子から「汚れた雪玉」とも呼ばれるが、太陽に近づくと熱せられ、ガスやチリを放出し、核の周囲に「コマ」と呼ばれる大気をつくる
さらに、放出されたガスやチリは、太陽から噴き出すプラズマ(太陽風)に流されて「尾」をつくり出す

このようにしてつくられた彗星の尾には、二つの種類がある

一つは、太陽と反対の方向にまっすぐ伸びる尾で、青く見えるのが特徴だ
これは核から放出されたガスが電離し、イオンになったものからできているため、「イオンテイル」と呼ぶ
もう一つは、幅の広い曲がった尾で、太陽の光を反射して白っぽく見える
これはチリでできているため、「ダストテイル」と呼ぶ

太陽に近づくほど、核から放出されるガスの量が増えることから、尾は伸びていく
その長さは、長いものだと数億キロメートルに達するそうだ

こうした彗星が、いったいどこで生まれたのかというと、その出自は二つあると考えられている
一つは、アイルランドの天文学者ケネス・エッジワースとアメリカの天文学者ジェラルド・カイパーが考えた、海王星の外側に広がる「エッジワース・カイパーベルト」
もう一つは、オランダの天文学者ヤン・オールトが考えた「オールトの雲」である
しかし、太陽から1光年も離れた場所まで広がるオールトの雲に関しては、現在もまだその存在が明らかになっていない

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

彗星といえばハレー彗星が有名だ

約76年に1度、地球から肉眼で観測できる希少な彗星・・・

生まれたタイミングと驚くべき長寿なら2度見られる可能性はあるが、多くは1度だけだろう

ところで彗星は氷のかたまりで、そこからのガスの放射が長い尾となる

彗星の神秘的特徴ですね

長いものは数億キロも・・・






人類なら知っておきたい 地球の雑学 (中経の文庫) 文庫

地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説
posted by june at 10:40| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

競馬、第170回天皇賞・秋はドゥデュースが優勝

27日に競馬の第170回天皇賞・秋(G1、東京芝2000メートル)が行われ、2番人気の武豊騎手騎乗のドゥデュースが優勝

2着は1馬身1/4差で9番人気のタスティエーラ、3着はさらに1/2馬身差で8番人気のホウオウビスケッツ

(この記事は、JRAのホームページの記事で作りました)

武豊騎手はさすが天皇賞男


天皇賞・秋といえば2022年のイクイノックスですね
キャリア5戦目の天皇賞・秋制覇は人でいえば天才を感じました
その後、暮れの有馬記念を勝ち、翌年(2023年)、ドバイシーマクラシック、宝塚記念、天皇賞・秋(連覇)、ジャパンカップと勝ち続け現役引退
ワールドレースホースランキング1位になっています
個人的には凱旋門賞に挑戦してほしかったですね
戦績10戦8勝、敗れたのは皐月賞2着、日本ダービー2着



世界の至宝 イクイノックス 雑誌

ドバイシーマクラシック圧勝で世界のトップに立ち、その後も勝ち続け、その地位のまま現役引退
ドバイシーマクラシック後も2023年は4戦無敗
posted by june at 04:28| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする