2024年10月24日

1年で5万トン!?地球が少しずつ軽くなっているって本当?

地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました


1年で5万トン!? 地球が少しずつ軽くなっている理由

国連が発表した「世界人口白書」によると、2011年に世界の人口は70億人に到達したと推計されており、2050年代には90億人に達すると予測されている

このように地球の人口が増え続け、ビルなどの巨大建造物が次々に建てられていくと、さぞや地球自体の重量も増えているのだろうと思ってしまうが、それは大きな間違いだ
どれほど人間やモノが増えたところで、それは地球上にもともとある物質が形を変えただけに過ぎないため、地球全体の重量は変わらないのである

ただし、地球の重量は毎年変化し続けている
宇宙空間に漂っている無数のチリが地球の重力に引き寄せられ、1年間に4万トンも降り注いでいるのだ

では、地球は年々重くなっているのかというと、じつはその逆である
なんと、毎年5万トンずつ地球は軽くなっているのだ

その大きな原因となっているのが、水素とヘリウムである
これらの元素は非常に軽いことから、地球の重力で引き止め続けることができない
その結果、毎年約9万5000トンの水素と約1600トンのヘリウムが、宇宙空間に逃げてしまっている
このほかにも、地球内部の核が消費するエネルギーにより、毎年約16トンの質量が減少しており、これらを合算すると、差し引き5万トンほど、地球は毎年軽くなっていることになる

ちなみに、5万トンというとかなりの重さのように感じられるが、地球の質量の10京(けい)分の1(京は1兆の1万倍)と、微々たるものに過ぎない
そのため、いくら毎年軽くなっているとはいえ、当分地球が消えてなくなる心配はなさそうだ

地球上の水素も当分尽きることはないが、ヘリウムだけはその量に限度があることから、将来的にとても希少価値のある資源になるかもしれない

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

地球の重さが1年5万トンずつ減っているという

地球の人口増・それに伴う建物増で単純に考えると減っていそう

さらに地球に降り注ぐチリ

でも軽く重力で引き止められない水素とヘリウムが減り、トータルは毎年5万トン減っている

ちなみに、5万トンというとかなりの重さのように感じられるが、地球の質量の10京(けい)分の1(京は1兆の1万倍)と、微々たるものに過ぎない
そのため、いくら毎年軽くなっているとはいえ、当分地球が消えてなくなる心配はなさそうだ

地球上の水素も当分尽きることはないが、ヘリウムだけはその量に限度があることから、将来的にとても希少価値のある資源になるかもしれない




人類なら知っておきたい 地球の雑学 (中経の文庫) 文庫

地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説
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NY株・日経平均株価はともに3日続落

23日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、3日続落し、終値は前日比409ドル94セント安の4万2514ドル95セントで一時600ドル超下落

ハイテク株中心のナスダックは296.48ポイント安の1万8276.65

S&P500は53.78ポイント安の5797.42



23日(日本時間)の日経平均株価は3日続落し、終値は前日比307円10銭安の3万8104円86銭で一時400円を超えた下落


(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)

23日のダウ平均株価の終値は前日比400ドル超の大幅下落

23日の日経平均株価の終値は前日比300円超の大幅下落
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日本に古来より伝わる合成獣の伝承

合成獣とは、複数の生物の特徴を組み合わせた架空の生物を指し、神話や物語において頻繁に登場する存在である

創作や伝承において人気が高く、その多くが文化や宗教と深く結びついている

今回は、日本に伝わる合成獣について解説する

1, 獏(ばく)

獏(バク)は本来、中国に伝わる幻獣であり、象の鼻、サイの目、牛の尾、トラの足を持つとされる

その最大の特徴は、人間の「夢」を食べる能力であり、古代中国では災厄を避けるために獏の絵を描いた屏風が作られた

日本にこの伝承が伝わると、獏は「悪夢を食べる生物」とされ、魔除けのシンボルとして広まった

室町時代から江戸時代にかけて、獏は庶民の間で縁起物として人気を博した
獏を描いたお札や、獏の姿を模した「獏枕」が販売され、悪夢から守るものとして親しまれたのである

一説には、豊臣秀吉が獏枕を使用したともいわれるが、その信憑性には議論がある

2.鯱(しゃちほこ)

鯱(しゃちほこ)といえば、日本では屋根の上にある装飾としてお馴染みの存在だ
一見、魚に見える鯱だが、実はその顔はトラのものであり、鯱はいわば魚+トラの合成獣だといえる

明時代の中国の学術書「本草綱目」において、鯱は「魚虎」の名で言及されている
同書において魚虎は南海に生息する怪魚とされ、その頭はトラであり、背中にはハリネズミのような棘が生えているとされる
この棘は有毒であり、軽く触るだけでも蛇に噛まれたかのように腫れあがるため、大変危険だという

鯱の起源には諸説があり、そのうちの一つとして挙げられるのがインドの大怪魚、マカラ(Makara)である
マカラは、魚・象・ワニなどが混ぜこぜになった姿をしており、神々が騎乗する神秘的な生物だとされている

もう一つ、鯱の元ネタと考えられているのが、中国の「螭吻(ちふん)」という生物である

螭吻は竜生九子(竜が生んだ九匹の子だが、竜にはなれない哀れな存在)の一匹であり、元々はハイタカという鷹の尾を持つ獣の姿をしていたそうだ
唐の時代には、魚の姿で表されるようになったという

螭吻は遠くを見ることを好む他に、物を咥える・飲み込むことを好むとされる
その伝承になぞらえ、屋根の端を咥える螭吻の装飾が流行したのだという

これらの要素が日本へと伝わり、やがて鯱へと変化したのではないかと考えられている

3. 石距(てながだこ)

手長蛸とは、その名の通り手(触手)が長いタコである
生で食べるには柔らかすぎて食感がイマイチだが、火を通すことで歯ごたえが良くなり、美味しく食べられるという

それとは別に、石距(てながだこ)という妖怪の伝承があるのをご存知だろうか
石距の見た目は普通のタコと何ら変わりないが、その正体はなんと蛇が変化したものだという
蛇が海中に入ることで、この石距に変化するとされる
いわば蛇+タコの合成獣だといっても過言ではないだろう

古来よりタコは蛇が変化したものと考えられていたようで、日本各地に様々な伝承が残されている

江戸時代の旅人・百井塘雨が執筆した旅行記「笈埃随筆」には、以下のようなエピソードが記されている

(意訳・要約)
ある商人が語ったところによれば、越前(現在の福井県)の人々は、蛇がタコになる瞬間を弁当持参で見物しに行くという
山から現れた蛇は一直線に海へと向かい、尾で水面を数回叩く
すると、尾の先端が八つに裂け、だんだんと触手のように変化していく
やがて蛇の全身は完全にタコと化し、そのまま沖へ沖へと泳いでいくのである

他にも、江戸時代の医師・寺島良安が執筆した百科事典「和漢三才図会」にて、石距は言及されている
それによると、このタコを塩で味付けして焼けば美味いが、その正体は海に入って変化した蛇なので、食べすぎるとお腹を壊す、とのことだ

蛇の毒がタコになった後も残っていると仮定すれば、頷ける話である

4.禍(わざわい)

禍(わざわい)とは、その名の通り災いを振り撒く怪生物である
その姿はイノシシとも、角の生えた狼とも、牛の胴体にトラの頭を持つともいわれる

元々は仏教の伝承に登場する生物であり、以下のような話が伝わっている

(意訳・要約)
とある平和な国の王様が、平和過ぎて退屈になったのか「禍いが欲しい」などとふざけたことを言いだした

仕方なく部下が捜索すると、市場で「禍」と呼ばれる奇妙な生き物が売られていたので、買って持って帰ることにした
禍は鉄を食べる不思議な生き物であり、針を与えるとすくすくと成長した
しかし遂には国中の鉄を食い尽くし、禍は異常なほど巨大化してしまった

「これはマズイ」と思った王様は、部下に禍を殺すように命じる(誠に勝手な王様である)
しかし禍の体は鉄のように硬く、あらゆる武器が通用しない

そこで今度は火をつけて焼き殺そうとするが、禍は炎を上げながら走り回り、やがて国中が火の海となった

「私が軽率に禍いが欲しいと言ったばかりに・・・」

全てを失った王様は深く後悔したが、何もかもが手遅れであった

この説話は日本にも伝わり、身勝手な行動が災いを招く「市に禍を買う」という諺の語源になった

禍は中近世の創作においても人気の怪物であり、室町時代の御伽草子「鶴の草紙」や、江戸時代の作家・曲亭馬琴の小説「椿説弓張月」、万亭応賀の「釈迦八相倭文庫」などの作品に登場している

参考 : 参考 : 『幻獣辞典』『神魔精妖名辞典』他
文 / 草の実堂編集部


投稿 日本に古来より伝わる合成獣の伝承 〜「夢を食べる獏、市場で買ってしまった禍い」 は 草の実堂 に最初に表示されました

(この記事は、草の実堂の記事で作りました)

合成獣は日本で古来から伝承がある

有名なところでは、他に、竜(龍)であり、鵺(ぬえ)などもいる

どちらも合成獣で有名で複数の動物の身体の特徴をもつ




幻獣辞典 (河出文庫) 文庫

想像上の生き物や小説などの不思議なものを紹介
いわゆる「幻獣」の辞典
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2024年10月23日

日本の裏側は本当にブラジル?地図で確認すると意外な事実!

地球上で起きていること、どれだけ知っている?

この地球で当たり前に感じていることでも、うまく説明できないことがありますよね
例えば、「青い空が夕暮れに赤く染まるのはなぜ?」「台風が日本列島めがけてやってくる理由は?」

そんな地球に生きる私たちが知っておくべき「理系雑学」をご紹介します
太陽系を含む地球の歴史をはじめ、地球上で成立した大自然や気候、動植物、資源など、地球をめぐる大疑問にスッキリ回答!
あらためて考えると、私たちはこの地球にまつわるさまざまなことを、じつはほとんど知らないのかもしれないかもしれません

※本記事は雑学総研著の書籍『人類なら知っておきたい 地球の雑学』から一部抜粋・編集しました



意外な事実!日本の裏側は本当にブラジルなの?

私たちが暮らす地球は、1周約4万キロメートルにも達する巨大な球体である
ならば、自分が立っている地点から穴を掘り、地中深くどこまでもまっすぐ掘り進んでいくと、最終的には地球の裏側に到達することになる
そして、真下に向かって穴を掘り始める地点を日本に設定した場合、「たどり着く先はブラジル」という話をよく耳にする
それは、果たして本当なのだろうか

地球上の任意の位置を正確に指し示す場合、緯度と経度が用いられる
たとえば東京は北緯35度41分・東経139度45分に位置しているが、その裏側にあたる地点は南緯35度41分・西経40度15分
この場所を地図で確認すると、ウルグアイから東に約1000キロメートル離れた大西洋の上であることがわかる
つまり、東京の裏側はブラジルではないのだ

実際のところ、日本列島の裏側は、ほとんどが南アメリカ沖の大西洋上に位置している
例外は奄美大島や沖縄県で、たとえば那覇市から真下に向かって穴を掘っていくと、ブラジル南西部にあるパト・ブランコという町にたどり着く

しかし、実際に穴を掘るとなると、これは難しいといわざるを得ない
地球の直径は1万2800キロメートル
この距離のトンネルを掘るとなると、大変な作業になることはいうまでもない

さらに地球の内部は、地殻・上部マントル・下部マントル・外核・内核に分かれており、中心に行くほど温度が上昇する
その温度は地球の中心部では、なんと6000~8000℃
この灼熱(しゃくねつ)地獄に耐えられる物質は、現在のところ地球上に存在しない
地球の裏側に達する穴を掘ることは、事実上不可能といえるだろう

(この記事は、レタスクラブの記事で作りました)

日本の裏側はブラジルといわれるが、実際には、日本の裏側のほとんどが大西洋でほんの一部がブラジルだ

実際、地球の裏側まで掘るのは難しい

地球の直径は1万2800キロメートルもあり、地球の中心に行くほど高温

中心は6000~8000℃といわれる

事実上、掘るのは不可能だ




人類なら知っておきたい 地球の雑学 (中経の文庫) 文庫

地球(を含めた宇宙)には謎や不思議、ギモンが多くあります
空はなぜ青く、夕焼けは赤いのだろうか!?とか・・・
そんな「理系雑学」を楽しくわかりやすく解説
posted by june at 12:24| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY株・日経平均株価は続落

22日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、続落し、終値は前日比6ドル71セント安の4万2924ドル89セント

ハイテク株中心のナスダックは33.12ポイント高の1万8573.13

S&P500は2.78ポイント安の5821.20



22日(日本時間)の日経平均株価は続落し、終値は前日比542円64銭安の3万8411円96銭


(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)

22日の日経平均株価の終値は前日比540円超の大幅下落
posted by june at 07:16| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする