2024年09月03日

『マンガで解説! 南海トラフ地震その日が来たら・・・』気象庁が災害状況などを図解

8月8日、宮崎県で震度6弱を観測する強い地震が発生した
それを受けて、気象庁は同日19時15分、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表した

同庁は、「特定の期間中に⼤規模地震が必ず発⽣するということをお知らせするものではありません」と念押ししつつ、「南海トラフ地震の想定震源域では、新たな⼤規模地震の発⽣可能性が平常時と⽐べて相対的に⾼まっていると考えられます。今後、もし⼤規模地震が発⽣すると、強い揺れや⾼い津波を⽣じると考えられます」と注意を呼びかけている

夏休みシーズンであるだけに、帰省や旅行を取りやめるべきなのかと不安がる声も多い
また、トイレットペーパーや飲食物など備蓄品の買いだめも一部で起きており、品薄になる店舗も出ている

南海トラフ地震臨時情報が発表されたのは、2019年に運用が始まって以来初めてのことだ
われわれは今、どのように過ごすべきなのか
実は、まさに気象庁が『マンガで解説! 南海トラフ地震その日が来たら・・・』と題した小冊子を2022年より公開している(現在も同庁HP上で公開中)
監修を担当した地震工学者で名古屋大学名誉教授の福和伸夫氏に聞いた

「普段通りの生活を」
「“1週間”というのはあくまで目安ですが、南海トラフが起きる可能性は高まっていますから注意が必要です。帰省の時期も来ますが、過度に旅行をやめたり実家に帰るのをやめたりする必要はありません。あくまで注意したうえで普段通りの生活を送っていただきたい。
国土交通省が全国のハザードマップを見られるように準備してありますので、そちらも併せて活用しつつ、この漫画を対策に役立ててください」(福和氏、以下同)

『マンガで解説! 南海トラフ地震その日が来たら・・・』は、南海トラフの東側地域に住む人々に向けたバージョンと西側地域に住む人々に向けたバージョンのふたつが存在する
どちらもある一家を主人公に、地震発生から避難生活を生々しく描いている
漫画という形式をとって注意喚起したのは、より多くの人々に正しい情報を伝えるためだという

「『南海トラフ地震臨時情報』が発表されるのは初めてのことなので、普通の伝え方ではなかなか理解されません。そこで、漫画という手段が役に立つと思います。家族を題材にしていますから、子ども含め“自分ごと感”が出ますよね。
漫画という形式であれば、地震が起きた時のシミュレーションが映像としてイメージできます。『家具が倒れて怪我したら逃げられないよな』とか、いろんなことを逆算して想像し、具体的に対策できるように工夫をしてあります。単なるパンフレットや図などではわかりにくいところを物語にすることによってお伝えしたいと思いました」

災害を“自分ごと”として捉え、具体的に想像してみた上で備えることが大切だ

「ほとんどの人が『南海トラフ地震臨時情報』なんて知らなかったと思います。ですから、今回の地震をきっかけにこの漫画を読んで、南海トラフ地震を自分ごとと捉えて防災してほしい。今読んでおけばいざという時に行動できますから、ぜひ周りの人にも広めてください」

もちろん地震を恐れるあまりパニックになってもいけないが、信頼できる情報をもとに普段から心構えしておくことが“地震大国・日本”で暮らす人間として必要な姿勢なのだろう

◆『マンガで解説!南海トラフ地震その日が来たら・・・』は下の気象庁公式サイトで閲覧できます

https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/nteq_manga/index.html

(この記事は、NEWSポストセブンの記事で作りました)

南海トラフ地震というタイムリーな情報を気象庁が漫画でわかりやすく解説

平時のように生活しながら注意も怠らず・・・
posted by june at 12:21| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日経平均株価は続伸

2日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、レーバー・デーのためお休み



2日(日本時間)の日経平均株価は小幅に続伸し、終値は前週末比53円12銭高の3万8700円87銭


(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)
posted by june at 06:53| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【オリンピックトリビア】信じられない「友情のメダル」


あたりは闇
ベルリンは夏とはいえ寒く、西田は支給された毛布にくるまっていたそうです

そのとき、ドイツ人の審判が奇妙な提案をしてきました
「日本人同士だからもういいだろう」と
競技は終了しました

しかし、2人とも銀メダルと思っていた翌日の表彰式は、2位西田、大江3位だったのです

2人の記録4m25を西田は1回で、大江は2回目に成功しました
それが順位を分けたのです
大会前に国際陸上競技連盟(IAAF)が変更した規則が根拠になりました
しかし新規則はベルリン大会終了後から適用されるはずだったのです
「そのルールを審判が勝手に使ったのは、明らかに間違いなんや」(西田)

2位西田より4歳年下の3位大江
表彰台では、西田の案で、大江が2位、西田が3位の立ち位置で、大江が銀、西田が銅メダルを授与されました

銀メダルは受け取った大江はそのまま故郷の舞鶴市(京都)に戻り大いに賑わいましたが、その直後、ベルリン大会組織委員会から送られてきたディプロマ(賞状)を見た大江の兄、泰臣氏が順位の間違いに気づいたのです
医師である兄は曲がったことの嫌いな人物でした

「このままではいけない」と西田のもとを訪ねた兄は銅メダルとの「交換」を申し出ます
しかし、西田もまた「このままにしてください」と譲りません
考えぬいた挙句、大江とも相談した西田は銀座の松屋百貨店にあった知り合いの宝石店に持ち込み、銀と銅、銅と銀という地上に2つしかないメダルに創り変えたのです

(この記事は、笹川スポーツ財団の記事で作りました)

「友情のメダル」の話はテレビ番組の「知ってるつもり!?」で知っていました

2人は年齢が違えど友人で、だからこそ、この「友情のメダル」になったのかも・・・
posted by june at 04:11| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする