2024年09月02日

「巨大地震」への備え 死なないために、ほんとうにやっておくべきこと

「あり得る未来」

南海トラフ巨大地震は、近い将来の発生が想定されている「あり得る未来」です
それも、かなり高い可能性として
我が家は日本海側だから関係無い?
確かに南海トラフ巨大地震の影響は軽微かもしれませんが、日本に住んでいる限り、「いつでも・どこにでも」最大規模の大地震に見舞われる可能性はあるのです

はたして外出時の大地震から自分は生き延びることができるのか、考えてしまいます
しかし「外出時」と言っても、そこが海の近くか、屋外か屋内か、季節、天候、時間、持ち物、自分の状態、様々な状況が想定され、組み合わせごとに命を守る最適解は異なります
外出時を想定した地震対策は「難易度・ルナティック」であり、地震対策の最初の一歩にすることはおすすめできません

大地震は24時間365日いつでも生じます
であれば、できるだけ「遭遇する可能性が高い」状況から対策をした方が、「コスパ」が良いわけです
外出時の備えの前に、まずは自宅・学校・職場の地震対策を万全にすることをおすすめします
ということでここからは、多くの方にとって最も地震に遭遇しやすい「自宅」の対策について解説いたします

防災リュックで自宅は守れない
防災と言えば「防災リュック」を作成すること、と考える方は多くいると思います
防災リュックには市販のセット品も多くあり、正直なところかつては「このセットは本当に役立つのか?」と不安になるような商品も多くありました
しかし昨今、被災地の声がSNSなどを通じて広く拡散されるようになったことも受け、「被災者の声を生かした、避難所で本当に欲しかった防災セット」なるものも増加しています

実際、こうしたセットには良いモノも多く、ひとつふたつ購入して自宅に置いておくことは、防災の一歩目としても有効です
ところが、防災リュックを購入して玄関に設置すると、「これでひと安心」と防災対策を終えてしまうことがよくあります
防災リュックを購入しても自宅が頑丈になるわけではなく、津波を防げる無敵のバリアが張られる訳でもありません
防災リュックはあくまでも防災の一要素でしかないのです

避難所の声は「生者」の声
大地震や大規模な風水害が発生した際に、避難所が開設されると、地元のテレビ局や新聞記者がやって来て、「この度は大変な目に遭われましたね、お気持ちやお困りのことをひと言お願いします」とインタビューや取材をすることがあります
また、災害の後には被災者に対するアンケート調査などが行われ、被災生活の実態や改善すべき点が教訓として多く残されます

こうした情報は、避難所運営や防災リュックの中身を改善するための、後日情報として活用されます
「被災者の声」を生かし、次の災害へ備えることは大変重要なことですし、こうした情報は近年の防災に役立っています

しかし、避難所や事後アンケートから聞こえてくる「被災者の声」は、「災害を無事に生き延びた」方々の声であることに注意が必要です
避難所にたどり着くことができなかった、発災直後や避難中に命を落とされた「死者」の声をイメージしなければなりません

「死者」の声なき声を聞く
被災経験の無い方にとって、被災者の声は貴重な情報源です
我が家の防災においても、ぜひ参考にすべき教訓と言えます
しかし、防災の優先順位を考える際には、被災地や避難所から聞こえてくる「生者」の声の前に、「死者」の声なき声を聞くことが重要なのです

大地震で倒壊した建物に押しつぶされた方、津波に巻きこまれてしまわれた方、大規模な火災から逃げ切ることができなかった方、こうした方々の声を聞くことができたら、どのようなアドバイスを得ることができるでしょうか
非常食は美味しいモノを買っておくといいよ、防災グッズは100円ショップでも買えるよ、恐らくはこうした声ではないはずです

水や食料はどうでもいいから走って逃げなさい、防災リュックの前に自宅の耐震リフォームをしなさい、恐らくはこのような声が聞こえてくるはずです
災害で命を落とされた方々の声をイメージすることで、本当に大切な対策が見えてきます

命を守る「死なない環境」作り

自分や家族が死ぬことを想像するのは嫌なものです
そのため、家庭で防災を行う際には、自分や家族が全員生き延びた所をスタート地点にすることが多くあります
しかし防災の優先順位で言えば、この嫌なイメージを正面から受け止め、どのような事前対策を講じておけば家族全員が即死を防げるかを考えることが重要です

大地震の揺れの直撃を受けても、全員が無事であるためには何をしておけば良いのか
津波や大規模な地震火災が発生した際にどのような準備をしておけば素早く避難することができるのか
自宅が想定される災害に見舞われた際、どのような事前対策が必要であるのかを考え、実行することが「我が家の防災」の各論事項です

命を守った後に生活を継続する準備、日常を再建するための備えは重要です
しかしこれらの対策は、災害で死ななかった後に初めて必要となります
まず「自分と家族が死なない」環境作りを考えてください

(この記事は、現代ビジネスの記事で作りました)

災害はいつ起きるかわからない

まずは「死なないための準備」が必要だ

防災に備えるのはもちろん必要だが、耐震対策など「死なないための準備」はそれ以前に重要だ
(災害が起きた時、被害がなるべく小さくし、2次被害を防ぐ準備)



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災害などから「自分を守る」術(すべ)と心構え
災害リスクの除去
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posted by june at 12:24| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「プロテイン」が災害食としてオススメである3つの理由

災害時には食料が不足することも珍しくありませんが、そんなときに頼りになる食品のひとつが「プロテイン」
プロテインには健康維持や体の修復に必要な栄養素が豊富に含まれており、警視庁の公式サイトやSNSでも備蓄食料としておすすめされています

「プロテイン」が非常食におすすめである3つの理由を、イギリスのスポーツブランドmyprotein(マイプロテイン)が教えてくれたので紹介します


メリット1 三大栄養素のひとつ「タンパク質」が豊富

炭水化物(糖質)、脂質、タンパク質は人間の健康を維持し日常活動を支える三大栄養素とされています
しかしながら、一般的な非常食(防災食、災害食)は炭水化物を中心にしたものが多く、タンパク質や脂質が足りないことがあります

実際、災害時に不足しやすい栄養素のひとつは「タンパク質」であるといいます
災害時に不足しやすい栄養素は「タンパク質」と「ビタミン群」

ここでプロテインが活躍! 水を加えるだけで約20g前後のタンパク質を補給できるため、非常に効率的な選択肢となります

牛乳でお腹を壊しやすい人は、ソイプロテイン(植物性プロテイン)がおすすめです

メリット2 水を入れて混ぜるだけの手軽さ
プロテインは、200ml程度の水とシェイカー(コップ)があれば、どこでも簡単に摂取できます
加熱調理が不要であり、温度による風味の変化も少ないため、常温水でもOK

水、ジュース、お湯などさまざまな飲み物で割ることができるのがうれしい
また、災害時の食欲不振時にも摂取しやすく、水分補給にもなるのでオススメです

メリット3 常温で長期保存可能
プロテインは常温で保存できます
商品にもよりますが、未開封の場合は約1~2年以上の保存が可能
涼しい場所で、直射日光や湿気を避けて保管しましょう

500gサイズや、いろいろなメーカーのお試しフレーバーなどもあります!

トレーニーであれば、ローリングストックとしても使えるのでちょうどいいかもしれませんね
プロテインバーや、コンビニで買えるプロテインドリンクでも代用できるので、複数揃えておくと安心です

(この記事は、メロスの記事で作りました)

プロティンといえば、ボディビルダーやアスリート、運動・スポーツをする人の栄養補給のイメージがあります

しかし、本記事のように災害食にもオススメのようです

災害食としてプロティンを入れようと思います



アンビーク オールインワン プロテイン ホエイ バナナ風味 ビタミン11種配合 ミネラル4種配合 国産 1kg (バナナ, 1kg×1個)

プロティンのオールインワン・バナナ味の1kg
※プロティンは他にも各種メーカーから販売されています
posted by june at 04:18| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする