2024年08月29日

アインシュタインはなぜ「天才」と言われるのか 子ども時代は「頭が悪い」と思われていた

アルベルト・アインシュタインという人物にどんなイメージを持っていますか?
まごうことなき天才であったことは間違いありませんが、子ども時代に周囲からは意外な評価をされていました

齋藤孝さんが子ども向けに歴史人物の意外な10代の話を楽しくまとめた『子どものころはしょぼかった!? すごい人の10歳図鑑』(サンマーク出版)より一部抜粋、再構成してお届けします

彼が天才と呼ばれる理由

アルベルト・アインシュタイン(1879~1955):ドイツ生まれ、物理学者。それまでの物理学の常識をくつがえす「相対性理論」を発表した。1921年ノーベル物理学賞受賞

「天才」といったら、この人の名前が確実にあがる
そう、20世紀最大の天才物理学者、アインシュタインです

アインシュタインが発表した「相対性理論」は、それまでの常識をひっくり返しました
アインシュタインは、光の速さはどんなときも変わらず一定で、時間や空間がのびちぢみするのだと言いました

最も有名な公式E=mc²(Eイコールmc2乗)は、聞いたことあるかな?
Eはエネルギー
mは質量。cは光の速度
とっても大きな数字です
これによると、質量のあるものは大きなエネルギーを持っているわけです
エネルギーと質量がイコールで結ばれちゃうなんて、すごい
すごすぎる!

この相対性理論によって、ブラックホールなど宇宙のさまざまなことが説明できるようになったんです
しかも、こんなすごい理論を一人で打ち立てちゃった
そりゃあ「天才」と言われるわけだよね

そんな天才アインシュタインの子どものころはどんなだったんだろう?

じつは、あまり頭がよくないと思われていました

というのも、なかなかしゃべらなかったから
お父さんお母さんも「この子、ぜんぜんしゃべらないけど大丈夫?」と心配していたようです

しゃべれるようになってからも無口で、一人で考えごとをしていることが多い子でした
9歳になってもスラスラしゃべることはなく、何か質問をされるとじっくり考えて慎重に答えようとするので、クラスメートからは「バカ正直さん」と呼ばれていました

しっかり考えて話していた

今も、話をふられたときに、ぱっと素早く返すことができる人は「頭がいい」と思われがちだよね

返事に時間のかかるアインシュタインは「頭がよくない」と思われちゃったんだけど、本当はそんなことはないんです
しっかり考えて組み立ててから話したい、というだけ
実際、成績はよく、とくに数学は群を抜いていました

そして、ふつうなら途中で考えるのをやめちゃうような難しい問題でも、ねばり強く考え続けることが得意でした。謎に満ちた宇宙は、じっくり考えるのに最適だったのかもしれないね。

きみはどう? 考えることは好きかな?

なかなか答えの出ない問題をじっくり考えるのは、楽しいものです
考えて、考えて、ようやく解けたときの喜びといったら最高です

謎解きクイズのようなものでも、行きづまったときにすぐに答えを見ちゃうのではなくて、考え方を変えてみたり、もう一度ゼロから考え直してみたりしていると「あ!」とわかる瞬間がくる
そんなこと、あるんじゃないかな

アインシュタインみたいに、考え続けることで、発見できることもあるかもしれないね。

・出典

『評伝 アインシュタイン』フィリップ・フランク著 矢野健太郎訳 岩波現代文庫

『アインシュタインの情熱』バリー・パーカー著 井川俊彦訳 共立出版

(この記事は、現代ビジネスの記事で作りました)

アルベルト・アインシュタインは20世紀最大の天才といわれました

アインシュタイン以降、天才や科学者のイメージは白髪の老人となりました

アインシュタインのイメージそのもの・・・

天才といえば、科学者といえばアインシュタインというわけです

子供時代のアインシュタインはあまりしゃべらずの子でしたが、慎重に考える子でした

これはよく知られているエピソードで、これらの深い思索が天才的アイデアや考え、独創性を生んだともいわれます



子どものころはしょぼかった!? すごい人の10歳図鑑 単行本(ソフトカバー)

教科書に出てくるようなすごい人は子供の頃から動かったと思われますが、子供の頃は低評価だった人も・・・
子どもの可能性は無限
10歳前後の偉人の意外な「しょぼい」エピソードを紹介
可能性・将来性を決めつけてはいけない
posted by june at 12:18| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY株は反落、日経平均株価は続伸

28日(現地時間)のNY株(ダウ平均株価)は、4営業日ぶりに反落し、終値は前日比159ドル08セント安の4万1091ドル42セント

ハイテク株中心のナスダックは198.79ポイント安の1万7556.03

S&P500は33.62ポイント安の5592.18




28日(日本時間)の日経平均株価は続伸し、終値は前日比83円14銭高の3万8371円76銭

(この記事は、ネットニュースの記事で作りました)
posted by june at 06:50| Comment(0) | 株価動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

竹田恒泰氏 祖父から聞いた「バロン西」の知られざるストーリーを紹介

明治天皇の玄孫(やしゃご)で、作家の竹田恒泰氏(48)が8月4日までに自身のYou Tubeチャンネルを更新
パリ五輪で、馬術競技では92年ぶりとなるメダル獲得でクローズアップされた西竹一さんの知られざるエピソードを明かした

パリ五輪の前半戦で、大きな話題を呼んだのが総合馬術団体の銅メダル
1932年ロサンゼルス五輪の馬術障害飛越で西竹一さんが金メダルを取って以来の快挙で、約1世紀前に偉業を成し遂げた氏の功績にもスポットライトが当てられた

この話題に触れ、「熱く語りますよ」と竹田氏が力を入れるのは当然だ
祖父・恒徳さん(竹田宮恒徳王)と西さんは陸軍幼年学校時代から先輩後輩の関係
西さんが6学年上で、馬術の腕前を一緒に競っていたという
「西さんという方はものすごく破天荒で、カリスマ性があって、カッコいい遊び方をする人だったらしいんですね。馬術の技法が天才的だったと言われています」

西さんがロサンゼルスの夢舞台に臨んでいた当時、竹田家一族は軽井沢に滞在
西家と竹田家は家族ぐるみの親交があり、五輪の結果を全員で心待ちにしていた
すると、恒徳さんのもとに、ある新聞社から電話が入り、「竹田さん、大変です。西さんが重傷です」という、まさかの連絡が届いた

馬術は危険な競技
報を聞いた誰もが、不測の事態を想像した
恒徳さんは慌てて、西一家が滞在する別荘へ
西さんの妻に伝えたところ、「馬で転落して重傷って、生死をさまよってんじゃないかって、(奥さんは)泣いちゃって大変だったらしんです」

しかし、その涙は、同じ新聞社からかかってきた2本目の電話で意味合いが変わる
「竹田さん、すみません。重傷じゃなくて、優勝でした」

当時は、海外との通信手段も限らていた時代
電報の文字が違っていたことで、生まれたサイドストーリーだった
「で、また(祖父が)西家に行って、泣き崩れている奥さんに“重傷じゃなくて、優勝でした”って伝えて、みんなで万歳、万歳ってやったらしいって、私、祖父から聞きました」と、どこか嬉しそうに竹田氏は明かしていた

(この記事は、スポニチアネックスの記事で作りました)

当時は通信術も限られていた中での「誤報」

重傷ではなく、優勝(金メダル)でよかったですね

それにしても戦争の敵国からも愛された五輪の英雄・「バロン西」を奪った戦争が憎い

関連記事:馬術で92年ぶり、メダルの栄光 伝説の「バロン・ニシ」以来




バロン西 愛馬ウラヌス 缶バッチ2個 北海道十勝 限定 XM

今回(2024年五輪)まで日本で唯一だった西竹一氏の馬術での五輪のメダルだった
その西竹一などをあしらった缶バッチ
posted by june at 04:28| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする