現在白熱中!「
パリ2024オリンピック・パラリンピック」
人に話したくなるオリンピックに関する雑学をお伝えしていきます
今回は、オリンピックの開催間隔について
なぜ開催は4年に1度なのでしょうか?
どうして4年に一度の開催なのか
「なぜ「オリンピック」という名前なの?人に話したくなるオリンピック雑学」にて、今の近代オリンピックは、前身となる古代オリンピックのお祭りから発展してきたというお話をしました。
古代オリンピックが開かれていた古代ギリシャは、4年間を「オリンピアード」という“年代の基準”にしており、古代オリンピックはそれにしたがって4年に1回開催されたそうです
あいまいな基準が正式に採用されたのは、近代オリンピックが開催された1896年です
その後、4年ごとに開催することが決まりました
つまり、オリンピックが4年に1回開催される理由は、古代ギリシャの年代の基準にあったのです
(この記事は、メロスの記事で作りました)
今年(2024年)は、4年に1度のオリンピックの年・・・
開催地のパリも盛り上がっており、なんだかんだいっても日本でも盛り上がっています
オリンピックが4年に1度なのは古代ギリシアにあったようです
パリ五輪2024観戦ガイド (BIGMANスペシャル) ムック
パリ五輪2024を楽しむための観戦ガイド
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2024年08月26日
お金にまつわる謎【眠れなくなるほど面白い図解プレミアム経済の話】
1:物々交換の時代からお金誕生のルーツ
大昔、狩りで得た動物の肉と漁で得た魚を、それぞれの持ち主が交換する「物々交換」の時代があったとされます
しかし、こうした「物々交換」は非常に不便です
自分が欲しいモノを相手が持っていても、相手が自分の持つモノを欲しいと思わないと交換取引は成立しないからです
欲しいモノが合致する相手を見つけるだけでも大変です
そこで生まれたのが、 「物品貨幣」という交換方法でした
石や貝殻、金属の他、素材としての商品価値が認められる「穀物」を物品交換の対価として扱う方法です
別名「実物貨幣」や「商品貨幣」とも呼ばれます
世界最古の「物品貨幣」は、紀元前1世紀以上前の中国・殷王朝時代の貝殻だったとされます
その後、金属加工による硬貨らしきものが、紀元前7世紀頃のギリシャで、次いで紀元前4世紀頃の中国の春秋時代に登場します
中国の硬貨は中心部に穴が開けられ、を通して持ち運べる利便性も図られていました
日本で最初の鋳造貨幣は、683年の「富本銭」や708年の「和同開珎」です
しかし、日本では銅不足もあり、958年の銅銭を最後に硬貨は造られず、コメや塩、布などと交換する「物品貨幣」時代に逆戻りしています
その後の日本では中国から輸入した硬貨を使うなど不便でしたが、豊臣秀吉が天下統一した後に大判・小判の金貨や銀貨を造り始めます
そして、三代将軍・徳川家光が初めて「寛永通宝」という硬貨(銅や鉄)を造り、中国の硬貨の流通を禁じます
この「寛永通宝」は広く流布し明治初期まで使われました
やがて各藩の藩札も廃止され、明治政府の統一紙幣が発行されます
物々交換の時代
動物の肉が欲しい人↔漁で得た魚が欲しい=現物を交換する
【世界最古の貨幣】
世界最古の貨幣
(紀元前1600年~1000年頃)巻貝の一種・子安貝
【日本最古の貨幣】
日本最古の貨幣
(683年・富本銭/708年・和同開珎)
物々交換→物品貨幣→お金の誕生
【経済とお金の豆知識】
寛永通宝は1636年以降、非常に広く流通したため、現在の古銭としての価値も数十円ほどで(貴重なものは数百〜数十万円)、アンティークコレクターたちの間では数をまとめて取引されています
2:お金は多くの人からの信用によって成立している
お金が、「お金(通貨)」として、人々の間で流通し、その価値が保たれるのは、人々が「お金」はその額面と同じ価値のモノと交換できると信じ、政府がその価値を保証しているからです
お金に信用がないと、誰もお金を持ちたがらないでしょう
そうなると、大昔のように、「物品貨幣」のコメや塩、布などと交換するよりなくなります
これでは保管や持ち運びにも不便です
つまり「お金」と「信用度」は直結しています
一国に限らず、世界中で信用度が高い通貨は米国ドル、ユーロ(EU加盟27ヵ国中20ヵ国採用の共通通貨)、円、英ポンド、スイスフランなどです
そして、国際為替取引で最も多く使われ中心的存在の米ドルが基軸通貨とされます(ドル44%、ユーロ15%、円8%、ポンド6%、フラン3%)
また、国力の弱い国は自国通貨を廃止して米国ドルを公式通貨としたり(エクアドルやエルサルバドル、複数通貨制のジンバブエなど)、非公式通貨として自国通貨と併存させる国もあります(ソマリアなど)
国力の弱い国は、自国通貨の為替レートが下落しがちで安定しないため、米ドルやユーロ(EU外で6カ国)、豪州ドル(南太平洋の島しょ国)などを公式通貨としているのです
かつては、お金(通貨)に信用度を持たせるために、金本位制が採られていました
これは兌換紙幣と呼ばれ、いつでも金や銀と交換できるという建前でしたが、これでは金銀の保有量しか紙幣を発行できないため、現在の管理通貨制度の下、不換紙幣が流通するようになっています
まさしく「国家の信用度」だけがバックボーンなのです
ちなみに、日本では紙幣は中央銀行である日本銀行が発券し、貨幣の発行は政府が担っています
お金(貨幣)↔人々から信用される
欲しいモノと交換できる+価値を認めている←政府が1万円分の価値を保証している
【世界で信用度の高い通貨】
世界で信用度の高い通貨
アメリカ・ドル/欧州・ユーロ/日本・円/イギリス・ポンド/スイス・フラン
【経済とお金の豆知識】
ジンバブエでは、1999年以降、物価急騰でハイパーインフレとなり、2009年には「1米ドル=250億ジンバブエ・ドル」を記録
その後、米ドルを中心に複数通貨制となり、現在は9通貨が公式通貨です
【出典】『眠れなくなるほど面白い図解プレミアム経済の話』著:神樹兵輔
(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)
お金は人々などの「信用」で成り立っています
キャッシュレス化が進んで「お金が見えなくても」大事なのは「信用」です
「信用」できるから、お金が流通し、キャッシュレスも進んでいます
眠れなくなるほど面白い 図解プレミアム 経済の話: 世の中のしくみ・流れとカラクリがまるわかり! 単行本
経済のしくみ・流れ・カラクリをわかりやすく解説
生活に必要不可欠ともいえる「お金」の話し
大昔、狩りで得た動物の肉と漁で得た魚を、それぞれの持ち主が交換する「物々交換」の時代があったとされます
しかし、こうした「物々交換」は非常に不便です
自分が欲しいモノを相手が持っていても、相手が自分の持つモノを欲しいと思わないと交換取引は成立しないからです
欲しいモノが合致する相手を見つけるだけでも大変です
そこで生まれたのが、 「物品貨幣」という交換方法でした
石や貝殻、金属の他、素材としての商品価値が認められる「穀物」を物品交換の対価として扱う方法です
別名「実物貨幣」や「商品貨幣」とも呼ばれます
世界最古の「物品貨幣」は、紀元前1世紀以上前の中国・殷王朝時代の貝殻だったとされます
その後、金属加工による硬貨らしきものが、紀元前7世紀頃のギリシャで、次いで紀元前4世紀頃の中国の春秋時代に登場します
中国の硬貨は中心部に穴が開けられ、を通して持ち運べる利便性も図られていました
日本で最初の鋳造貨幣は、683年の「富本銭」や708年の「和同開珎」です
しかし、日本では銅不足もあり、958年の銅銭を最後に硬貨は造られず、コメや塩、布などと交換する「物品貨幣」時代に逆戻りしています
その後の日本では中国から輸入した硬貨を使うなど不便でしたが、豊臣秀吉が天下統一した後に大判・小判の金貨や銀貨を造り始めます
そして、三代将軍・徳川家光が初めて「寛永通宝」という硬貨(銅や鉄)を造り、中国の硬貨の流通を禁じます
この「寛永通宝」は広く流布し明治初期まで使われました
やがて各藩の藩札も廃止され、明治政府の統一紙幣が発行されます
物々交換の時代
動物の肉が欲しい人↔漁で得た魚が欲しい=現物を交換する
【世界最古の貨幣】
世界最古の貨幣
(紀元前1600年~1000年頃)巻貝の一種・子安貝
【日本最古の貨幣】
日本最古の貨幣
(683年・富本銭/708年・和同開珎)
物々交換→物品貨幣→お金の誕生
【経済とお金の豆知識】
寛永通宝は1636年以降、非常に広く流通したため、現在の古銭としての価値も数十円ほどで(貴重なものは数百〜数十万円)、アンティークコレクターたちの間では数をまとめて取引されています
2:お金は多くの人からの信用によって成立している
お金が、「お金(通貨)」として、人々の間で流通し、その価値が保たれるのは、人々が「お金」はその額面と同じ価値のモノと交換できると信じ、政府がその価値を保証しているからです
お金に信用がないと、誰もお金を持ちたがらないでしょう
そうなると、大昔のように、「物品貨幣」のコメや塩、布などと交換するよりなくなります
これでは保管や持ち運びにも不便です
つまり「お金」と「信用度」は直結しています
一国に限らず、世界中で信用度が高い通貨は米国ドル、ユーロ(EU加盟27ヵ国中20ヵ国採用の共通通貨)、円、英ポンド、スイスフランなどです
そして、国際為替取引で最も多く使われ中心的存在の米ドルが基軸通貨とされます(ドル44%、ユーロ15%、円8%、ポンド6%、フラン3%)
また、国力の弱い国は自国通貨を廃止して米国ドルを公式通貨としたり(エクアドルやエルサルバドル、複数通貨制のジンバブエなど)、非公式通貨として自国通貨と併存させる国もあります(ソマリアなど)
国力の弱い国は、自国通貨の為替レートが下落しがちで安定しないため、米ドルやユーロ(EU外で6カ国)、豪州ドル(南太平洋の島しょ国)などを公式通貨としているのです
かつては、お金(通貨)に信用度を持たせるために、金本位制が採られていました
これは兌換紙幣と呼ばれ、いつでも金や銀と交換できるという建前でしたが、これでは金銀の保有量しか紙幣を発行できないため、現在の管理通貨制度の下、不換紙幣が流通するようになっています
まさしく「国家の信用度」だけがバックボーンなのです
ちなみに、日本では紙幣は中央銀行である日本銀行が発券し、貨幣の発行は政府が担っています
お金(貨幣)↔人々から信用される
欲しいモノと交換できる+価値を認めている←政府が1万円分の価値を保証している
【世界で信用度の高い通貨】
世界で信用度の高い通貨
アメリカ・ドル/欧州・ユーロ/日本・円/イギリス・ポンド/スイス・フラン
【経済とお金の豆知識】
ジンバブエでは、1999年以降、物価急騰でハイパーインフレとなり、2009年には「1米ドル=250億ジンバブエ・ドル」を記録
その後、米ドルを中心に複数通貨制となり、現在は9通貨が公式通貨です
【出典】『眠れなくなるほど面白い図解プレミアム経済の話』著:神樹兵輔
(この記事は、ラブすぽの記事で作りました)
お金は人々などの「信用」で成り立っています
キャッシュレス化が進んで「お金が見えなくても」大事なのは「信用」です
「信用」できるから、お金が流通し、キャッシュレスも進んでいます
眠れなくなるほど面白い 図解プレミアム 経済の話: 世の中のしくみ・流れとカラクリがまるわかり! 単行本
経済のしくみ・流れ・カラクリをわかりやすく解説
生活に必要不可欠ともいえる「お金」の話し